仕事術 Google AdSense ブロックのコントロール | 特選街情報 NX-Station Blog

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今日の仕事術は サイト運営におけるGoogle AdSense ブロックのコントロールについてです。

 

Webサイトの収益化では直接商品やサービスを販売する商業(EC)サイトの他、広告によって収益を上げることが可能です。
Google広告はアドセンス広告審査を通過すれば個人、法人問わず自ら運営するWebサイトに広告を掲載して、収益を上げることが可能です。Google AdSense管理コンソールでは広告掲載のためのタグを発行して、自ら運営するWebサイトのHTMLファイルに追加するとGoogle広告の配信が開始され、自動で広告が掲載されるようになります。テキストやバナー画像だけでなく、画面に大きく表示されるタイプの広告があり、サイト運営者側で広告を選ばなくても自動配信されます。

自動配信なので、自らのWebサイトのコンセプトに合わない広告、競合する広告が表示される可能性があります。イメージに合わない広告を減らす仕組みが「ブロックのコントロール」です。


Google AdSense → ブロックのコントロール → すべてのサイト
Google AdSense ブロックのコントロール


■広告主のURL
 個別の広告ブロックをURL単位に行います。自社運営のサイトにライバル企業の広告が表示されて、顧客をライバルのサイトへ取られないようにするために設定します。


■デリケートなカテゴリ
 サイトの読者に嫌悪感を与える可能性のあるカテゴリに対して、ブロックあるいは許可を設定することができます。ブロックするとそのカテゴリの広告は表示されなくなり、許可されているカテゴリから代わりの広告が表示されます。

ブロックのコントロール → すべてのサイト → デリケートなカテゴリ
デリケートなカテゴリ

 

私の運営するサイトでは、デリケートなカテゴリについてはすべてのカテゴリをブロックするつもりでしたが、検証のために「ビデオゲーム」と「医薬品、サプリメント」を「許可済み」にして数カ月間の検証を続けました。アドセンスは自動で最適な広告が表示される仕組みであり、ブロックしない方が広告収益が上がるというのが定説ですがWeb読者層と乖離したカテゴリは表示割合が少なく、収益の割合も極めて少ないことがわかりました。実サイトでの検証できたので、「ビデオゲーム」と「医薬品、サプリメント」もブロックすることにしました。デリケートなカテゴリについてはすべてのカテゴリをブロック済みにできました。



■一般のカテゴリ
 サイトの読者に表示される広告のブロックあるいは許可を設定することができます。
広告インプレッションの割合とは、サイトの広告表示に対してそのカテゴリの広告がどれだけ表示されたかを示します。
収益の割合はサイトの広告収益に対してそのカテゴリの収益がどれだけあめかを示します。
広告のプレビューは、期間中に実際に表示された広告を見ることができます。

ブロックのコントロール → すべてのサイト → 一般カテゴリ

 

今のところ、一般のカテゴリについては、カテゴリ単位でのブロックをしていません。絞り込みすぎると特定のカテゴリの景況感がよくなるようなトレンドの変化があった時にチャンスを逃す可能性があるので、「すべてのサイト」でブロックすることは避けようと考えました。、「すべてのサイト」でブロックするとサイトごとの設定で許可に変えられず、「サービスの設定でブロックされています」になります。一般カテゴリでブロックする必要があるときは、運営している個々のサイトでのブロックするのがよさそうです。

 

 

以上、仕事術 Google AdSense ブロックのコントロールでした。

 

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