仕事術 コンプレックス広告を排除してWebサイトの収益最大化(経過報告) | 特選街情報 NX-Station Blog

特選街情報 NX-Station Blog

特選街情報 NX-Station Blogは30年以上の製品選定の経験に基いてパソコン、デジモノ、家電の購入の経験、そのほか日々の記録のブログです。製品についての所感、評価、クーポン&特価情報やスペックの比較をしています。

仕事術 コンプレックス広告を排除してWebサイトの収益最大化 という記事を書いてから数カ月たったので経過報告を兼ねて現在の運用方法を仕事術として書きます。

Google AdSenseの「ブロックのコントロール」機能の広告のブロックと広告アカウントのブロックの二つを駆使して、コンプレックス広告と判断したものをブロックした結果、運営しているサイトの広告収入はいずれも増加しました。Google AdSenseの場合、広告バナーには別の広告が表示されるため、機会損失は元々ないのです。ここからは推測になりますがサイトのイメージに合わないような広告がでなくなったことで、クリックされる頻度が上がり、しかもコンプレックス広告よりも報酬が多かったようです。

 

Adsense 広告レビュー センター

Google AdSenseのヘルプ より
ブロックのコントロール
広告レビュー センターの概要

 

 

サイトのコンセプトや対象読者層によってブロックすべき広告は変わってくると思いますので、下記の運用についてはこういう観点もあるのだなと参考にしてもらえれば幸いです。
 

運用方法
1.広告レビューセンターを毎日、朝夕に開いてチェック
2.審査前「優先的に審査」だけでなく「表示回数が多い」も全数チェック
3.問題のない広告は「審査済み」を付ける。問題のある広告は、関連広告を検索、広告アカウントをブロック、広告をブロック
4.チェック時点で表示されない広告(グレーバック)はブロック


私が広告ブロックしている対象
・コンプレックス広告(身体的特徴についての広告)
・公的なものと誤解を生じる恐れのある民間のサービス(給付金)
・「9割が知らない」「5日間限定」といった数値に根拠のない広告
・薬機法関連、許認可が必要な業種に関する広告(金融、医療、美容、酒・タバコ)
・士業関連の広告
・「無料」と表示している広告
・「限定」と表示している広告
・肖像、まんがキャラクターを使用している広告
・陰謀論、歴史に対する主張をしている広告


ブロックの実施
・1発アウト制として、その広告とその広告アカウントの両方をブロック
・「関連広告を検索」で表示された広告もブロック
・「ブロック済み」の広告、広告アカウントは解除はしない


運用方法についての解説
1.広告レビューセンターを毎日、朝夕に開いてチェック
 いつチェックしても構いませんが好ましくない広告の表示がされる可能性を最小化するように随時チェックします。
 Google AdSenseの「ブロックのコントロール」機能が使えるのは運営しているサイトに表示された広告に限ります。ほかのサイトで見かけた嫌な広告を先回りしてブロックすることはできません。

2.審査前「優先的に審査」だけでなく「表示回数が多い」も全数チェック
 「ブロックのコントロール」の”審査前”とは、自分の審査をする前という意味です。つまり、運営しているサイトに表示された審査済み/ブロックの判定をしていない広告のことです。
 時間がない時には文字通り「優先的に審査」だけチェックでよいと思いますが、機会損失を防ぐためには「表示回数が多い」も全数チェックをすべきです。「表示回数が多い」は何度も表示されている広告が分類されています。Googleのアルゴリズムでサイトに合った広告が表示されているはずですが、好ましくない広告がまぎれることがあります。

3.問題のない広告は「審査済み」を付ける。問題のある広告は、関連広告を検索、広告アカウントをブロック、広告をブロック
 問題のある広告については広告主はグレーゾーンを攻めているつもりでもやがてはアウトになるので早いうちに芽を摘みます。
悪い広告主になると広告アカウントを複数使ってきますので、特定のURLに誘導しているものを見分けて、そのURLをブロックします。
それに対抗していかにも使い捨てのランディングページのURLへ誘導しているものもあるので日々対応することになります。

4.チェック時点で表示されない広告(グレーバック)はブロック
 広告の内容が取り消されているような広告だと考えられるため、とりあえずブロックしてしまいます。後になって元の広告が表示されることはないかもしれませんがリスクを避けます。アドセンスの配信が終わっている広告は上部に「配信されていません」と表示されます。
 

以上、仕事術 コンプレックス広告を排除してWebサイトの収益最大化(経過報告) でした。