1934年って言ったら古いよ~ なんと昭和9年。
満州国で、ラストエンペラー「愛新覚羅溥儀」が皇帝に即位した年です。
つまり、歴史で学ぶくらいの古さってことね。
もちろん、ボクにとっても。
この映画は、
ミュージカル映画の不滅の黄金コンビ、フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの、
初の主演映画ですね。
今日紹介するのは、その主題歌。
邦題では「コンチネンタル/離婚協奏曲」と書かれることが多いのは、
映画「コンチネンタル」の原題が、「The Gay Divorcee」だからなんですが、
決して「同性婚を解消したホモセクシャルの男性」って意味じゃないからね。
gay = 陽気な、華やかな
divorcee = 離婚女性
だよ。
ボクが英語に初めて接したころの辞書だと、
「陽気な」って訳が1番始めに来ていたんだけど。
最近の辞書だと、gay はやっぱりゲイ。
言葉は、思いのほか速く変化するな。
ま、そんなことはどうでも良くて、
この曲は、この年のアカデミー歌曲賞を受賞してます。
アカデミー賞は、1929年から始まっているけれど、歌曲賞は1934年が始め。
だからこの曲は、初代アカデミー歌曲賞受賞曲ってワケ。
ボクは今までに、アカデミー歌謡賞受賞曲から、
1935年 ブロードウェイの子守歌 Lullaby of Broadway
1940年 星に願いを When You Wish Upon a Star
1947年 ジッパ・ディー・ドゥー・ダー Zip-A-Dee-Doo-Dah
1948年 ボタンとリボン Buttons and Bows
1960年 日曜はダメよ Never on Sunday
1969年 雨にぬれても Raindrops Keep Fallin' on My Head
って紹介してきてるから7曲目なんだけど、
それにしても、古い曲ばっかり選んでる。
*****
今日の You Tube は、4曲。
最期は、ブラジル方向で。
●Harry Roy & His Mayfair Hotel Orchestra
●Ray Conniff
●Jackie Cain and Roy Kral
●Eliane Elias
