Nuovo Virtuoso and Composer/Pianist, HIDEKI KOZAKURA (小櫻秀樹) -4ページ目

簡単に今後の予定

立て続けに何かを書いて、その後ぱったりを止めるためにも、演奏会の後などは出来るだけアップして行きたいと思っております。
さてこれからの音楽活動の予定ですが、
月末にイタリアのトリノとカルグリオ(というトリノから車で2時間くらいの町)に行きます。両都市で僕の弦楽四重奏局「幽玄」が初演されます。その後、セルビアのベオグラードでのフェスティバル(スケジュール的にかなりきつく、まだ決めてません、行くかどうか)、ストックホルムでのライブエレクトロニクス作品の再演、スペインのマヨルカでの演奏会(再演)(これは行けない可能性大!)そしてベルリンで初のダンサーとのコラボが待っております。その後帰国して年明けに21世紀音楽の会での新作発表が東京であります。その後再びドイツに戻り、ベルリンとプラハでコンサートです。そしてその後スペイン、メキシコ・・・と結構いろりとと旅が出来ていいんですが、やはり疲れます。僕は基本的に旅先で作曲が出来る人間ではないので、〆切に追われているときだとかなりきついです。

来年はスウェーデンードイツの文化交流プロジェクトとスペインからトリオとリセウ高等音楽院の学長を呼ぶプロジェクトの主催者をしております。いまから結構楽しみです!
あともしろんヌオヴォもよろしく。また8月です、演奏会は!!!

ベルリンの僕の家の近所から

日本に帰る前におもしろ半分で近所を歩き回り写真を撮りました。日本の場合、特に大都市だと変化も凄まじく、とにかくどこへ行っても間違いなく駅前は”再開発’という名目の乱開発が盛んで、郊外に行けば”ゴルフ場建設”もしくは”テーマパーク”などが続々出来ており、景観という言葉がとても空しくなります。そこへいくとヨーローッパの場合、100年までの光景が未だに続いており、ベルリンのような戦争の被害が多かった場所ですらかなりの古い建築物というか、街並が残されております。ちなみに僕の住んでいるアパートも19世紀の建物です。


Berlin_1


Berlin_2


Berlin_3

久々の更新

いままでは自分のことをかなり筆まめな人間だと思っていたのですが、もしかするとそうではないのかもしれません。昔から「忙しくて返事できなかった。ごめん」という人に対して、そこまで多忙な人っていったいこの世にどれくらいいるのだろうかとかなり常に思っていました。通常は、単なる言い訳に過ぎないわけで、そういうことを言う人でも、返事をすぐさますべき人にはちゃんと対処しているはずだから。
まあ僕も、このブログを始めたは良いんですが、なかなか更新せずにほっていました。極めて少ない子のブログを読んでくれる人から、「もう少し頻繁に更新したら?」と言われて、重い腰を上げる次第です。忙しいことは忙しいのですが、ちゃんとビールを飲みにも出かけたりしてるんで、ブログの更新も出来ないくらいなんてのは大嘘です。これからもよろしくお願いします!

さて突然話は変わりますが、この夏はかなり長く日本に滞在していました。東京での演奏会、友人と旅、そして久々の家族での団らん。とても充実していました。
まずは、すみだトリフォニーで行われた、マドリガールズとヌオヴォの公演の写真をアップします。

Probe in Sumida

マドリの歌い手にはとにかく驚かされました。僕の作品は聞くと以外に簡単そうなんですが、かなり難しいもので、それを完璧に演奏してくれました。

今回はスウェーデンから僕の友人マーリン・ボングと同じく僕と親しい友人で、マーリンの旦那さんの宗像礼君が日本まで来てくれました。

Malin

マドリガールズ&ヌオヴォ・ヴィルトゥオーゾ「合コン」

今頃になってこのブログ上で8月1日の演奏会の宣伝をしてもどれくらい効果があるか分からないのですが(もっとも子のブログ自体、どれだけの人に読まれているかという問題がありますが)いよいよわれらがヌオヴォ・ヴィルトゥオーゾの2009年度公演が行われます。今回は美女、美星のマドリガールズとのコラボレーションです!

マドリガールズ&ヌオヴォ・ヴィルトゥオーゾ「合コン」

[日時]2008年8月1日(金)18:30会場 19:00開演
[場所]すみだトリフォニー小ホール
[チケット]当日¥3500、前売¥3000、学生¥1000
[演奏者]マドリガールズ(女性ヴォーカル・アンサンブル)、初谷敬史(指揮)、
松尾俊介(ギター)
[URL] http://www.geocities.jp/voxhumana_hp/go-con.chirashi.html

[曲目]
ジョン・ダウランド(1563-1626):Come again
三枝成彰(1942-):6声のためのマドリガル (1970)
ジョン・ダウランド(1563-1626):リュート独奏曲(未定:ギター編)
セバスチャン・ガクシー(1977-):私と小鳥と鈴と
金子みすずの詩による (2008新作初演)
ジョン・ダウランド(1563-1626):Flow my tears
ジョン・ダウランド(1563-1626):Fine knocks for ladies
ジョン・ダウランド(1563-1626):Come heavy sleep
鈴木純明(1970-):6声とギターのためのミニアチュール 
          トリスタン・コルビエールの詩による(2008新作初演)

小櫻秀樹(1970-):裸の王様 自作のテクストによる(2008新作初演)
ジョン・ダウランド(1563-1626):When the poor Cripple
ジョン・ダウランド(1563-1626):Thou mighty God
ジョン・ダウランド(1563-1626):Can she excuse my wrongs with virtues cloake
ジョン・ダウランド(1563-1626):リュート独奏曲(未定:ギター編)
マーリン・ボング(1974-):my past you are my breath my...(2008新作初演)




ベルリン

全くなまけものというか、ここまで更新を怠るとおそらくだれも定期的にチェックしないことでしょう。そろそろヌオヴォの演奏会も近づいてきたんで、何か書くなら今しかないと思いたったところです。
最近のベルリンはとても天気がよく、時折雨風が強い日があるものの概ね良好です。もうすぐ7月というのに湿気を全く感じません。本当に乾燥していて近くの公園をよく散歩するんですが走ったりしない限り汗すらかきません。
Herrfurtplatz

これは歩いて2分の近所の広場の光景です。ここに古い教会が会って、よくピアノを弾きました。本当に近くなんですが、地下鉄の駅と反対方向なんでここを通ってどこかにいくということがないため、すっかり懐かしい光景になってしまいました。

Weisestr.9

次は僕の仕事部屋から見える光景です。中庭の中の家に住んでいます。ドイツ語ではHinterhausといいます。