私達の恋愛は過失でした。
実話を元に作られた、アイドルの恋愛による損害賠償裁判の物語。地下アイドルのシステムやファンとの関係、契約書や裏側など前半は面白かった。でも裁判パートに入ってからがなぁ。証拠や弁証のやりとりとか、裁判で判明するあらたな事実とか。法廷ものの作品に比べるとクオリティが低くて尻すぼみ。設定は面白かったのにもったいない。
私達の恋愛は過失でした。
実話を元に作られた、アイドルの恋愛による損害賠償裁判の物語。地下アイドルのシステムやファンとの関係、契約書や裏側など前半は面白かった。でも裁判パートに入ってからがなぁ。証拠や弁証のやりとりとか、裁判で判明するあらたな事実とか。法廷ものの作品に比べるとクオリティが低くて尻すぼみ。設定は面白かったのにもったいない。
早く、解放してくれ!
100分を切る短い作品なのに、後半はそればかり考えていた。イラク戦争のさなか、敵地に侵入したものの逆に囲まれてしまった米軍特殊部隊の脱出劇。といっても特に物語や戦争反対的なメッセージはなく、後半は姿の見えない敵の民兵に攻められっぱなし、撃たれっぱなし。必死で援護の戦車を呼び、なんとか脱出しただけだ。でもその地獄の時間がとにかく「痛い」。そしてそれを伝えるのは映像でなく音だった。派手な爆破でなく、乾いた銃弾や爆発直後の振動、そして血まみれの傷やもげた足より俺を苦しめたのは痛みに苦しむ負傷兵の叫び声だ。今も思い出すとゾクッとする。戦争ってとんでもなく痛い、だからあかんねん!それを疑似体験さけてくれる逆アトラクション的な作品。いい音で見てほしい。
こんなん、ズルいわ。
ろう者なので、なかなかいい職に就けない父親。離婚した元妻にかわいい娘の親権を奪われないために収入が必要で、悪いヤツに付け込まれて犯罪に手を染めてしまう…。必死に生きる姿と娘の眼差しに、そりゃやられるわ。障碍だけでなく、器用に生きられない父親がかわいい子どものために…やっぱズルいって。
微妙だけど、アウトかな…
ブラック・スワンの監督が撮った娯楽作品ということで期待していたのに。たまたま隣人が悪いヤツだっただけで追い詰められていく主人公に共感できず、設定に乗れなかったなぁ。ネコも活躍しそうでしなかったし、恋人とママ以外の世界はないのか?ドラフトのトラウマとかシェイ・スタジアムとかオモロく使えそうなくすぐりはあったのに。Go!ジャイアンツ!
粋というか、カッコいい。
落語界の奇人?2代目快楽亭ブラックさんのドキュメンタリー。師匠の談志さんが残した「落語とは人間の業の肯定」という言葉を舞台に留まらず、人生でも遂行しちゃってる。まさに全身落語家の生き様だ。演芸場の強制執行や弟子による損害賠償裁判すらネタにする。もちろんテレビには出られないけど、そんなの関係ない。誰も真似できないから人は憧れ、生で見たいと思うのは大谷翔平とあまり変わらないのでは?やたらと自分たちのことを芸人、それ以外を素人と呼ぶクセに、コンプライアンスに気を遣ってばかりのファション若手芸人たち、そして草葉の陰から「業の本丸」の師匠がどんなコメントをするのか、聞いてみたい。
いろいろあったのね…
ドラマのキントリは10年以上放送していたらしいけど、1秒も見たことがない。そんなヤツが何も言う権利はないと思うけど、映画になってもスケールの広げようがないのがしんどいね。物理的に取り調べ室から広げようがないし、一番たどり着けない相手が総理大臣というのもベタ。さらにその作戦に無理がありすぎる。ドラマファンが気持ちを収めるには必要だったのかもしれないけど。
今年のラストに。
ラストマンがあまりにも…だったので、お口直しに見に行った1本。フランスで「最強の2人」を超える大ヒットを記録したコメディだと聞いて大みそかの映画館に行った。
宝石強盗をして逃げ損ねた親子2人が、たまたま知的障碍者がサマーキャンプに向かうバスに紛れ込んで…という物語だ。障碍者の役者はすべてオーディションで選んだ本物。だからといって邦画よくある「かわいそうでピュアな存在」なんて描き方はしないで、ガハハハ!クソだぜ!みたいな個性豊かなキャラがあふれているから見ていて楽しい。展開的にはベタ、まとめ方はイマイチ。でも「いい人間ではなかった」父ちゃんの心がちょっとずる変わっていく感じとか、障碍なんて人と「何かちょっと違うだけ」と生きていけるカラっとした空気がいいなと思った。
見た人も「サムシング・エクストラ」な気持ちを持ち帰れる1本かな。
実に作りが粗い。
もともと2年ぐらい前に放送していたアミューズの看板2人によるバディ刑事ドラマらしいが、もちろん見ていない。作品自体の目的が、福山雅治という「男前で絵になるけど演技の幅が狭い」スーパースターをカッコよく見せるため、そしてファンがそれだけを楽しむためになっているのが不幸。そのための物語も、ひとりでだって十分主役を張れる大泉洋や永瀬廉すら、お飾りでしかなくなっている。盲目のFBI捜査官の設定は雑だし、展開もなんでもあり。あんな白昼にドンパチやらんやろ!
まあマチャのファンは十分眼福なんだろうけど。これが今年のラストムービーになるのはちょっと嫌だったので、もう1本見に行くことにした。
ホンモノとニセモノ。
監督を務めたミュージシャンが、住之江に実際にあるライブハウスを舞台にして作ったミュージシャン青春群。ゼロではない売れる可能性にかけ、青春をぶつける若者たちの表情や演奏。ホンモノのミュージシャンをキャスティングし、ゴリラホールで撮影したのはホンモノのライブだった。でもそれだけでは映画にはならない。それ以外の部分、実家や彼氏との同棲、メンバーと行く居酒屋…そこの演出が稚拙すぎてちょっとガッカリ。あそこもホンモノだったらもっと入り込めたのに。
アナログ万歳!
僕らのヒーロー、ジャッキー・チェン主演映画。当たり前だけど70を超え、いくらジャッキーでも衰えはある。でもこの作品は主演のアクションを見せる以上に他の設定や作り込みがしっかりしていて、メチャ良かった。またジャッキーより強かった敵のレオン・カーフェイが全く見劣りせず、情報や段取りばかりの小賢しい若造を地力で蹴散らす感じが痛快だった。やっぱり最後は胆力と拳の力だよね。ラストで次回作をガッツリ振っているので、それも楽しみた。