やっぱり女子会なんだよな。

ウィキッドの続編。オズの魔法使いの前日譚として作られたミュージカルの2幕目だそうだ。実は学生時代は仲良しだった良い魔女と悪い魔女。オトナになって袂を分かち、それぞれの道を歩いていたけど…。オトナ向けに作られた物語だけあって、善と悪とか、プロパガンダとか、いろいろ深いテーマは込められているのは分かる。でも突き詰つめると女子同士のついたり離れたりの物語なんよ。殺し合い、だましあい、男を取り合い、でも愛してる…おっさんには到底理解が及ばないわ。あとキラキラひらひらしてる世界観もなんだかなぁ。それが分かってるなら行くな!って話ではあるんだけど。

色眼鏡で見ないで。

江戸時代の芝居小屋を舞台に、世間を騒がせた仇討ちとその真相に徐々に迫っていく物語。

時代劇にありがちな勧善懲悪とか、人情物語、忠義や義理みたいな話でなく、きっちり構成されたミステリーだというのが新鮮。

しかも仇討ち、芝居小屋など設定された状況が物語の展開の中で有効に生かされていて見事だった。頭にマゲが乗っているのに

「オーシャンズ11」とか「ショーマストゴーオン」をイメージしてしまうくらいで、非常に楽しめた。欲を言えば、もう少し森田座メンバーの個性が生きて、それが組み合わさる場面が欲しかったけど、それは贅沢というものか。いやいや、久しぶりに東映の作品をこんなにほめたぞ。脚本次第ってことだな

 

なんか、寅さんみたいになってきた。

サバンナ高橋くんに勧められて見出したのは98年の南海大冒険、それから28年欠かさず見に行ってる映画ドラえもん。息子たちを連れて行ってた時代もあるけどそれも終わり、再びおっさん1人での鑑賞に。43年ぶりのリメイクとなったこの作品、もちろんいつも通り記憶はほとんどない。うっすら覚えてるバギーちゃんのキャラ含め、大人に響くように改変された部分が多かったような気がする。友達、こころ…でも50をだいぶ過ぎてそんなことを暗闇の中で考える時間をもらえるこのシリーズ。来年もまた来るんやろな

2月頭に見たけど、興奮してたのか?ここに書くのを忘れてた。なので、その日のFacebookへの書き込みを貼っておく。

 

まだ1ヶ月ちょいだけど、今年のベスト映画来た!

寒波の中でも温かい気持ちに。
人間の幸せって、金でも名誉でもなくこういうことじゃないか。

 

映画を観た時にもらったポストカード。普段は捨てちゃうけど、これは机の前に貼って時々眺めてる。幸せな気持ちを思い出すために。

 

予防が大事っていうやん。

戦中の731部隊の話を中心に、戦争や終末医療などの問題と医療現場の距離感を描いたドキュメンタリー。倫理観と政治や社会情勢とのジレンマが中心だったけど、そこにはもう一つ経営という大きな要因が絡んでいるのを感じた。国のいうことを聞かざるを得ないのも、そこに補助金やらなんやらという金の問題があるからだし。人の命を救うために、まず戦争を起こさない工夫や努力をするという姿勢が、マスクや手洗いうがいの奨励と同じベクトルなのが、なんか面白かった。

いいウソ、悪いウソ

迷作「ハムナプトラ」のハリウッド俳優、ブレンダン・ブレイザー主演で東京を舞台に撮った洋画というややこしい状況の作品。

彼が演じたのは一発は当てたが鳴かず飛ばずの白人俳優。生活のため撮影でなく「レンタル・ファミリー」に取り組むことになり、という物語だ。依頼を受けた人物や状況を演じることで、ターゲットを幸せにさせる。実は虚構を認識しているかどうかだけで、やっていることは俳優やアイドルと変わりはない。

うまくウソをつくために努力するほど、ターゲットに思い入れがうまれる。そしてうまく行けば行くほど、いなくなる喪失感は大きくなってしまう。3組の依頼を通じて描かれるこの奇妙な矛盾。日本のおっさんではなく、ガイジンに担当させたのが、重苦しくならずかえってよかったのかもしれない。家族の足りない部分を補う、ココロのスキマを埋めるサービス。ニーズはあるよね。

渋い紅茶みたいなオトナの味。

昔自分たちを捨てて出ていった映画監督の父。母が亡くなり、葬式に現れた彼は舞台女優になっていた娘を主演に新作を撮りたいといいだす。しかもロケは家族の思い出が詰まった古い洋館で…。変わらない建物を軸に展開するファミリーヒストリー。はじめ父を相手にしなかった娘たちは、反発しながらも向き合いはじめる。家族だから…わかること、逆に許せないこと。地味と滋味に溢れた物語だった。

優等生すぎて。

目黒蓮と浜辺美波。当代の人気俳優二人を揃えたらこうなるだろうとは思うけど、着実で、外れはない…でも面白くもない作品が出来上がったような気がする。彼らが演じるのは葬儀屋さん。というと名作「おくりびと」を思い出さざるを得ないけど、あれに一役乗せ「亡くなった人が見える」というファンタジー設定にしているのがこの物語。何人かの「死者と残された家族」のオムニバスで構成され、伝えられなかった思いのギャップで泣かせるパターン。間違ってはいないけど、ひねりがなすぎない?まあ、そういうストレートな「泣ける物語で涙してる私ってかわいい」が求められているのかもしれないけど。

 

たのし~いい!

「死霊のはらわた」「スパイダーマン」のサム・ライミ監督のスリラー・・・と思ったらちと違った。

予告ではパワハラ上司と無人島でサバイバルすることになって、立場が逆転…みたいな紹介だったけど

たいしてパワハラでもないし、復讐?というほどの怨恨も感じない。でも立場が逆転した後の二転三転がめちゃ楽しい。

さらにそれを彩るオカズの多彩さ。チ〇ポ切りに〇ロ人工呼吸、子供はみちゃいけない感じが盛りだくさん。

こんなホラーな宣伝でなく、大人がスッキリできるブラックエンターテインメントな打ち出しのほうがいいのに

 

実に面白くない…

東野圭吾作品、初のアニメ化というキャッチに釣られて見に行ったけど…あれ?アニメの出来がよくないのか、世界観とあわないのか?主人公にもよくわからん金持ち一族の設定にも無理がありすぎるし、ミステリーとしてもファンタジーとしても中途半端で全く乗れなかったなぁ。まあ「愚かな」おっさんだから、仕方ないのかもしれないけれど。