これは、ホラーなのか?
若かりし頃、おっさんだって何度も願ったことがある「あの子がオレのことを好きになってくれますように…」それが歪んだ形で叶ってしまうと…。ドラえもんの後半の展開をクレイジーにした感じの物語。しずかちゃんがレンガで自分の顔殴りだしたら、怖いというよりドン引きやろ。評判がいいから見に行ったし、劇場も混んでたけど、厳しかったなぁ。
これは、ホラーなのか?
若かりし頃、おっさんだって何度も願ったことがある「あの子がオレのことを好きになってくれますように…」それが歪んだ形で叶ってしまうと…。ドラえもんの後半の展開をクレイジーにした感じの物語。しずかちゃんがレンガで自分の顔殴りだしたら、怖いというよりドン引きやろ。評判がいいから見に行ったし、劇場も混んでたけど、厳しかったなぁ。
めんどくさいよね〜
島根にある全寮制のキリスト教高校の1年を追ったドキュメンタリー。各学年10人ちょい。食事や洗濯も自分たちでやり、スマホもネットもテレビもない。そのかわりにあるのは友達と対話し、生活していく濃厚な時間。この時代に「ありえない」環境に飛び込んで来るんだから
それなりの理由はあるんだろうけど、そこには触れずにカメラは淡々と彼らの日々を追う。ナレーションやピックアップするキャラもない。個人差はあるけど、それぞれがこの年で小さな社会と向き合い、自分の意見を持って対話している。彼らは、受験勉強なんかよりずっと大切な生きる力を得ているなぁと感じて羨ましくなった。学校は社会で生きて行くための、失敗や挑戦が許された予行演習だと思ってる。勉強よりこのめちゃくちゃ面倒な体験が、役に経つはずだ
何のために生きるのか?
主人公は東京 の朝鮮中学に通う北朝鮮籍の中学生。祖国のために薄給で小学校の校長を務める父親のもと、子どもの頃からガッツリ民族教育を受けるが、最近疑問を感じている。そんな彼女が推している南のBTSのライブに行くために父の大切な勲章を売ってしまうという物語だ。象徴するものはいろいろだが、伝わってくるのは差別の現実と自分のアイデンティティについて。
幸いにも?日本に生まれた自分は何のために働き、何のために生きていきたいのか?祖国のためでもトロフィーのためでもない。息子たちや未来の孫たちだけのためでもない。改めて考えろ!
そのまんまかい!
何かを暗示していそうなかっこいいタイトルと、鬼気迫る男の顔。細かい内容は知らずにポスターで「ジャケ買い」して見に行った作品だ。でも始まってみたら鬱憤のたまった主人公がいきな り人質にショットガンを突きつけ、引き金にワイヤーを結び付けた。そういうことなのね。
真面目に働いてきたのに貧乏くじを引いた男と、そういう層から甘い汁を吸う金持ち。労働者と富裕層の不公平な現実。事件がおおごとになり、ラジオDJを巻き込んだり、生中継で記者会見したり…悪いのは犯人だが、それだけでは終わらない一般庶民の感情が裁判の結果にもつながっていく。狂っているのは犯人じゃなく、社会じゃないのか?
舞台となる3日間で、立てこもった部屋や取り囲む警察との緊迫感は伝わってきたが、テレビ中継を見ている町の変化があまり見られなかったのが残念。DJも敵なんだか味方なんだか中途半端だったし。
カラダのデカい弟のほうじゃなく…
しょうもないボケは置いといて、トニー・ジャー先生のアクションを観るための映画。マッハで度肝を ぬかれてからもう20年も経つらしいけど、スピードに衰えはない。CGと合成、短いカットでごまかしなごら作ってるイケメンバトル映画に見習ってほしいわ。ただ、メチャ強いけど不器用で華のない感じもあいかわらずだし、物語もあってないようなもん。ここがジャッキーとの埋められない差なんだなぁ。
東映やなぁ…
最近、そう思うときはほぼ悪い意味だったけど、この作品はいい意味でもそう思った。
得意の昭和テイストとセルフパロディに振り切った作り。八嶋さんと南野陽子の兄弟がよかったなぁ。吉永小百合が若づくりしたり、相棒に気遣いすぎる映画より100倍ええわ。見ている層に切実な課題と舘先輩のあっけらかんさが魅力のスタームービー。ハーレーライダーってなんやねん(笑)
薄いなぁ…
ドジャースvsカブス、共に日本人投手の先発になった去年のメジャー開幕戦をフックにしたドキュメンタリー。といっても選手の裏側とか表情はほぼない。開幕戦を「営業」ででもやってもらえるようになった「日本の野球」についてアメリカ人が作った作品だ。バットとかの職人制とか人格形成とか、球場の一体感だとか、自由なメジャーとの違いを提示しているけど、なんか「だいぶ追いついてきたね」上から目線なのが腹がたつ。あと違いの視点がクロマティの時代の本とあんまり変わりなく、進歩してねえなあと思った。
なんでやろ?
見てから1週間近く経つ。なんか感想がまとまらなくて。
調べたら最初のトイ・ストーリーは96年。就職して1年、仕事はそれなりにやってきたが壁にもぶちあたっていた頃。自分がスペースレンジャーでなく、おもちゃだということに気づいてしまったバズに共感し、号泣したのはもう30年も前だ。その後公開される作品は全部、途中からは息子たちを連れて見に行った。人気が出たから予定以上に続いてしまったシリーズだから、ネタが苦しくなるのは仕方ない。でもいつからかシリーズ自体が子どもではなく、元子ども向けにシフトしてしまったような気がする。
だから今回も当初はタブレットなどのデバイスが子どもたち、いやそれを気遣うオトナたちにとっての敵だったのに、後半はそんなことを棚にあげて最新技術を駆使して冒険を進めていく。おかげでアナログ系の旧メンバーの出番はウッディ含めほぼない。それはもうトイ・ストーリーちゃうんちゃうの?これを見た子どもたちがどう感じるのか?知りたい。お人形さんで遊ぼう!とはならん気がする
そんなこと、言われても。
京都で活躍するヨーロッパ企画の作・演出、上田誠さんの監督による、下北沢トリウッド企画作品。ヨーロッパ企画はお互い若い頃から見に行かせてもらってて20年以上。毎回公演のたびに設定の作り方、(演劇の)舞台の使い方にいつも感心させられる大好きな劇団だ。芝居だけでなく、ネットでの映像作品や映画も何本か作っているので、さすが今回の作りも面白いなと思った。でも上田節でいつも感じるのは設定のうまさから、その後の物語の展開、終盤の終息へ向けてのまとめ方のギャップ。こんなにおもろくなりそうな設定だったのに、結局いつもどおりのワチャワチャした感じで終わってしまう残念さ。そこにメッセージとかカタルシスが入っていると長くもなるし、充実感もある。ホンマに惜しい
騙されたのは、オレ?
有村架純と黒木華。密輸ものというのは聞いていたけど、楽しそうなビジュアルでスカッとする物語だと思ってた。全然ちゃうやん。そもそも密輸に手を染めるまでの女性たちの「自分のせいではない貧乏」が切なかったし、世間の冷たさでテンションダダ下がり。密輸うまくいった!のも予想どおりだし、そのままうまく行くわけない展開もそうだ。結局、誰一人スキッとはできず、密輸は厳罰なのでやめましょうのテロップで終わるて?誰トクなの、この映画。