ファンファーレではなかったよな。
主人公は世界的な指揮者。白血病に倒れ、ドナーを探す過程で自分が養子であること、そして本当の弟がいることを40年くらいを経て知る。大人になって突然発生?した兄弟。環境に恵まれた兄とそうでなかった弟。そんな二人が音楽という共通項でつながり、人々を繋げていく。そういう展開で、ラストはなかなかうまいサプライズがある。でも自分はそんなことより「大人になってでも弟ができて、羨ましいな」と思ってしまった。大人ならではの悩みを100%の味方として話せる同性の身内。そういう相談相手を今の自分は欲しているんだろうな。まあ、身内だからこそ、話せないこともあるんだろうけど。