やっぱり、まぶしい。

20年前、2005年の山下敦弘作品。文化祭でライブするために急遽バンドを組んだ女子高生。選んだのは部室に転がっていた古いカセットに入っていたブルーハーツ。その設定だけで当時32歳の自分は食いつき、記憶に残る1本に(このブログにも記録が残ってた)。それがリバイバルと聞いたら、見に行くしかないやろ。ストーリーはほとんど覚えていなかったけど、王道学生バンド物語。でも、その日自分たちが楽しむだけ、何の利益もないことのため30年以上経った今でも胸の奥をつつかれる。あの思い出を抱えて、おっさんだけど生きていく。そんなフックとして大切な作品だ。