お世話になっております。
この度、2026年度ボート部の主将を務めさせて頂くことになりました。2年漕手の中島大成です。ボート部を強く、より良い部活にできるよう責任を持って取り組んで参ります。
2025年度は多くのOB・OGの皆様、ならびに保護者の皆様より、温かいご声援や差し入れを賜りましたこと、心より御礼申し上げます。
また、艇庫に足を運んでご指導くださったコーチの皆様、そして伴さんにも、改めて深く感謝申し上げます。
部員一同、皆様のご支援・ご声援があってこそ、日々の活動に励むことができております。誠にありがとうございます。
2026年度も、変わらぬご指導・ご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
さて、話がだいぶ変わりますが、気づいたらもう2年の冬休みに入っていることにとても驚いています。特に昨シーズンは時間の流れが特に早かったように感じます。1年生の頃よりもたくさん迷い、多くの時間をインカレクルーでの練習に費やしたそんな一年でした。
学業が忙しかったことも、時間の流れが早く感じる一因かもしれません。留年率が一番高いと聞いていましたが、なんとか前期は乗り越えられたようでよかったです。(後期は、、、)
私生活では大好きなバンドが解散してしまってことも大きな出来事としてあります。"FACT"というバンドなのですがOB・OGの方には知っている方がいるかもしれません!ちなみに現役部員は誰も知りませんでした、悲しい…
新人戦では目標としていた準決勝進出!しかし、他大とのレベルの差を強く感じた大会でした。
また、前回のブログで目標としていた7分切りも無事達成できました!(嬉しい…!)
冬トレも始まり、すでに2026シーズンは始まっています。頼もしい後輩や意地を見せてくれる先輩・同期に負けないよう、自分自身も頑張らないとと思う毎日を過ごせています。
3回目のブログにも関わらず毎回ネタ切れに困っていますが、冬休みに入り自分のことを考える時間が増えたのでその話をしたいと思います。
まず考えたことが、私はなぜボートを続けているのかということです。
高校でボートの肉体的・精神的辛さは十分体感しましたし、トップ層との差も大会で実際に目の当たりにしました。それでもやめられない理由はインターハイでの予選敗退だと思います。0.6秒差での敗北。
この大会のために三年間どんなに辛くても、ボートを頑張れました。ただ、終わった後に感じることは、まだまだ頑張れたのではという自分自身への疑問と日々の練習で自分を追い込みきれなかった事への後悔でした。
周りからは練習好きの変な人と思われているようですが、決してそんなことはありません。高校の時と同じことを繰り返さない。そして、自分の限界へとチャレンジしたい。これがボートを続けている理由だと、大学2年生の終わりにして気づけました。
次に、主将として部員にどのようなことを伝えていきたいかということです。
それは、僕と同じ経験をして欲しくないという事です。競技を全力で取り組めるのは、おそらくほとんどの人にとって大学生が最後のチャンスだと思います。それは漕手であっても、サポートであっても同じことだと思います。そんな機会を後悔と共に終えてしまうのは、勿体無いと個人的には感じます。
ただ、こんなにもきつい競技をただがむしゃらに頑張ることは、どこかで心が折れてしまいます。みんなで、きつさを共有し合いながら、支え合っていく。そんな部活を作れたら良いなと思っています。
最後に、学業との両立に悩んだ時についてです。
2年生から多くの学生は専門科目に入ることとなります。私も例外なく、医学部の恐ろしさである”留年”との戦いに苛まされました。1年医学部のT村君は覚悟しておいてください。学業を理由とする、漕手減少に頭を抱える大学は他にも多くあるのではないでしょうか。私が乗り越えるために意識していたことは、大きく二つあります。
一つ目は有言実行することです。
絶対に不可能なことをできると宣言することは、周り(クルー)の信頼にも関わってきますし、何より自分自身が苦しくなる一方です。できないことをできないと理解した上で、どのように工夫して練習に取り組んでいくかがとても大切になってきます。
また、練習だけでなく、学業についても有言実行が大事です。必ず授業に出席するといった宣言が後々役に立ったりします。
必要があれば、周りに相談することも大切です。私も4年医学部のI十川先輩や前主将のA木田先輩にたくさん相談をしましたし、不安を吐露した覚えがあります。必ず有益な回答が返ってきます。このような縦とのつながりこそが、部活動に入る良さだと思います。
二つ目は部活動以外のコミュニティを作っていくことです。
私たちの学部は伝統的に試験対策資料こと通称”シケタイ”というものを一部の有志が作り、それが各部活で共有されています。圧倒的マイノリティである全学ボート部(2年の部員数1名)は誰かに助けてもらわなければ、留年まっしぐらです。そんな時に助けてくれるのが友人の存在です。私はボート部で頑張っているからという理由で多くの人から無償でシケタイを頂きました。おかげで受かったと言っても過言ではありません。
このように、部活動以外の居場所を作っていることはとても大切だったりします。大学という、多様な人と出会える場所だからこそ人間関係は広く持つことをお勧めします。
長くなってしまいました。一度話すと止まらなくなってしまうのは文章でも同じのようです。
冬トレ期間は部活動の時間が少し減るからこそ、自分と向き合う絶好の機会だと思います。ゆっくり考え、時には誰かと相談しながら楽しく部活をしたいと思います。冬トレ頑張りましょう!
以上でブログを終わります!
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!
インフルエンザも流行っていますので、体調には気をつけてお過ごしください。
