最後の国産戦闘機
帰宅…私は撮影中、あるいは舞うときに息を止める癖があって、それは治さなきゃいけないんだけど、終わると…疲れてしまうのだ。
そんな訳で『息抜き』に飛行機の話。
私は英国最後の国産戦闘機『ライトニングF6』が、一番に推しの飛行機である。
ライトニングは、横から見ると鈍重な『鯉のぼり』に見えたりするが、マッハ2以上を確定出来る防空専用の機体である。
欠点と長所は表裏一体だが、1960年代より二十五年間、英国の空を守った。
しかし、アメリカ空軍のF4ファントム機のように万能型ではない。あくまで防空に徹して性能を発揮できる。さながら円筒に三角定規を差し込んだようなシルエットだが、飛行するシーンは鋭さと逞しさが両立して格好が良い。
昭和期、空自が採用したF104jと比較すると対照的で面白い。いつか、プラモデルで並べて見たいものだ。
ネットで良い写真はないか探したが…結局はプラモデルの箱絵。
ギューーーン♪
部品展開
少し前に分解したミノルタSR1後期型・これは都合2台目である。外見は初期型後期の形態を示しているが、幾つかの箇所で初期型後期では旧設計の改訂前の部品構成となっている。この混沌した部品変更を繰り返しながら、次第に熟成していった製品開発の歴史が伺い知れる。
撮影の帰りに立ち寄った中古カメラ屋のジャンク棚で『部品用に買われて分解されるの嫌だよ~、何とかしてくれ…』と九十九神が嘆息を洩らしているような状態を手に取った。しかし、500円ワンコイン価格とは言えども、このカメラは相応以上に状態が良くなかった。
フィルムカウンター窓部品紛失、セルフタイマー不良&シャッター空回り、ファインダー曇り…と、限りなく分解研究・部品用に近い。救いは、一応のシャッター速度を有している事、シャッター幕の劣化少なく、上記の修理が可能ならば使用に耐えるはずだ。
『助けてくれよー』
九十九神も叫んでいるようだし…。
すでに数台の初期型を見てきた判断として以下の様に修理した。
一、セルフタイマー整備不良がシャッター空回りの元凶と見たが、タイマーギアまでの分解は行わず、タイマーレバーをカメラから外して機能廃止した。どうせ使わない装置である。
二、ファインダー窓は透明アクリル板を貼り固定。再び外れる可能性もあるが、最初から貼り付けただけの工程であっただから問題はない…※後期以降には透明板を止める爪がある。
三、一秒が早すぎる。幕テンションが強いというより、故障したタイマーが干渉しているようにも推測するが、他の幕速に異常はない。このまま現状で可であろう。後は、他の初期型修理と同じ清掃作業を施して終了。綺麗になったファインダーも悪くないし、普通に使い倒せるだろう。
プリズムまでを外した状態で部品達の記念写真。
再度、交換作業
疲れ果て寝込んだ夜。床の中で、ぼんやりと先日修理したミノルタSR7sの裏蓋交換について脳内で部品展開。
本来は裏蓋はオリジナル部品の方がスマートでお洒落だ。しかし、同型機のSR1sが101型と同一の裏蓋を使用していたから、先日の修理で101型ジャンクより流用して装着してある。
だが…もう一度、部品を見て考えてみよう。
裏蓋圧着板には秒打ちされた板バネがあり、向かい合う形で裏蓋の鋲に嵌め込む。その板バネの留め板が破損している事が判明…ならば、オリジナル裏蓋へ101型の圧着板と同バネを流用して装着すれば、折衷案で復帰可能ではないか。
ジャンク一台の修理には、ジャンク三台分が必要…あれや、これやと持ち寄って、再びオリジナル形態に戻る7型。
些細な感触差ではあるが、原型復帰は好ましいと思われる。
後は、交換したフィルム圧板が正しく機能しているか…だな。
しかし、この7型を修理したジャンクリペアは仕事が粗末過ぎる。圧着板と板バネを金属用両面テープで裏蓋に貼り付けて売りに出していた。
数年前から、委託専門店のジャンクコーナー棚にあったらしいから、もし買う奴がいたら『ごくろうさん…苦笑』ぐらいの気持ちであったに違いない。
趣味が高じてジャンクカメラで小遣い稼ぎする向きを、私は否定はしない。しかし、プロ・アマを問わず要は技術である。








