稽古の積み重ね
梅雨明けか…と思うほどに、暑くなった。
ビールでも軽く飲むのが一番だ…夏はビールが美味い。自分だけの生活で、誰に断る必要もなく飲める。
だが、ふと…。
学生時代、何となく謡も覚え、舞える仕舞の数も増えてきた。その頃、師匠に稽古中言われた言葉を思い出した。
『曲に対して自分の間で合わせて舞うんぢゃあない。曲の間に自分を合わせるんだ』
能の曲趣と構成には、幾多の豊富な描写がある。その描写を自分の間合いで演じると、何を演じても同じにしかならない…ゆえに、自分を追い込み曲趣に心身を合わせてゆく。
その辛さというか、合うまでは自分との我慢比べが必要となる。
で、ふと…。
日々の生活、知らず知らずに自分だけの間合いになってしまい、緊迫感の薄い何か物足りなさを感じる。
仕事の間合いに合わせて暮らしているつもりが、自分勝手な解釈の生活に転じていた事に…気がついた。
じゃあ、明日から額に血管浮き上がらせて気張る…わけじゃあない。
稽古に必要な作業として、自分に負荷を与える事が大切だと思っている。その負荷を重くしておかないと、大きな曲を演じるときに体や心が反応しない。
反応を得て少しづつ先へ進むのだ。
ふと、思い出した。
また、一晩寝ては忘れてしまうかも知れないけれど。
Ψ(ΦωΦ)Ψ
能イベントの補助
昨日は能関連のイベント補助。
一応、紋付き袴姿に身をやつしてお手伝い。人前で謡や仕舞を演じるのと事なり、むしろ意外と緊張するものだ。
一種のユニホームを着ている状況というとは、そういう効果がある。
しかし、こういう場では勤めて明るく楽しく…というのがスタッフには大切だ。日頃の不愛想な自分は封印してゆく。
今回の能イベントに初めて足を運ばれた方より、次回の能番組や舞台などについてご質問があって、休日を楽しまれた様子であったのが何よりだ。
そして、秋に主催する能番組に来てくれる事を、私は密かに願ったりしていた。
しかし、イベント主催の能楽師の方々に比べたら、たいして働いてもいない私が夕方以降は脳内は沈黙。
昼しか食べていないのに、夕方以降も珍しく空腹感が全くなかった。
脳内思考が一杯になると、食事を忘れてしまうようだ。
でも…酒は入る。
しかし、空腹なので酔いが早い。
今日はおかしいな…と思いながら帰宅。
床が見えない、散らかした部屋を放置して寝た。
朝、まだ片づけていないよ。んー汚い。


