
一旦、大底ですね。
トランプ関税は、報復しない国を対象に90日間延期が正式発表されました。
(先日誤報と発表された90日の延期は、やっぱり組織内で決まっていたことが、誤って事前リークされただけ、な感じなんでしょうねぇ~と勘ぐっています。)
で、先物えらいことになっています。
もしかしたら今日は、一日での上げ幅が史上最高になるかもしれません。
ただ関税が無くなったというわけではないので、今後3カ月でどうなるかは依然不透明ですから、今後も注視しておかなければならないのには変わり有りませんね。
間違ってもここから慌てて強気にはならないようにしなければいけません。
懸念材料は↓にまとめました。

一応ですね、今回も前回の去年8月5日も、僕は買いポイントとブログで発信していました。
ここで全力で買え、というものではなく、ここから買い始めて、最大ここまで下がることを予想して資金管理をしながらというあいまいと言えばあいまいなものですが。
結果的には、両方とも当たっているのかなと思います。
長期投資では下落はチャンスになります。
有名な格言「落ちるナイフは掴むな」
は、落ちているナイフを空中でキャッチしようとすると怪我するよ。
地面に突き刺さったところを引き抜けばいいんだよ。
という意味です。
株に転じれば、暴落で下落中の株を慌てて買うな。
下げ止まったボトムで買え。
ということで、聞くとなるほど、と思うのですが、実践しようとすると、暴落中のボラの高い市場で、どこがボトムか判断するのなんか、株価とチャートだけ見ていても分かるわけがありません。
チャートに地面なんて書いてないのですから、下落の陰線が地面に突き刺さったのかどうかなんてわからないわけです。

ですからファンダメンタルズから、どの水準が底になりそうかをあらかじめ予想しておいて、その部分に線を引いておくのです。
その線を地面と見立てるんですね。
そうするとろうそく足がその線にタッチしたところが、地面に突き刺さったナイフになる可能性が高いということになるんです。
今回でいえば、31800円とか32000円(日によって変わるEPSを計算して修正しているので、記事によって線がちょっとだけ変わっています)のPER13倍は一旦の底と判断して買っています。
個別の株が今日-500円つけてるとか、株価を見だすと怖くて買えないので、指数の水準を見て買うということです。
↓31800円に青いライン引いていますよね。

今回書いた記事も以前書いた記事も、暴落の日の前にブログで書いていますので、下に載せておきます。
今回の暴落前に、暴落でいくらになったら買うかを事前に書いておいた記事↓
株価の下値目途を計算して来週買う株を考える | グデーリアンの投資ブログ
こちらは、去年8月の暴落前にいくらになったら買い向かうかを書いておいた記事↓
どちらも、一旦の底になりそうなラインを想像して引いていて、そこが間違いだった時に、どこまで下げそうかというBプランも想定しておき、最大でそこまで下げた時にフルインベストメント出来るように資金管理をしながら買っていくことを想定しています。

今回売ってしまった人、買えなかった人も。
もしかしたら結構早いうちに、また買い場が来るかもしれませんから、今慌てて買い戻すのは危険です。
次回下げた時にはその場の相場の雰囲気や株価ではなく理論に基づいて決めた株価水準で買うという癖をつけると次回はいいところで買えるかもしれませんから、あわてないでください。


