株価の下値目途を計算して来週買う株を考える | グデーリアンの投資ブログ

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トレードではなく資産運用の観点での投資ブログ。
銘柄選びや運用成績だけでなく投資に対する考え方や自分の失敗、成功談なども踏まえてお話しできればいいなと思っています。

 

 

 

 

 

直近の日経平均EPSは2470円ほど。

 

2470円×PER13倍=32110です。

金曜夜の日経先物が32220円で引けていますから、月曜はギャップダウンで概ねPER13倍にタッチしそうです。

 

日経平均のPER13倍は去年の8/5の暴落時の水準と同水準ですし、経済ショック以外での日経平均はPER13~16倍のレンジなことを考えると、今回の下落が一時的なものであればこの辺りが下限になる可能性はありそうです。

 

ただその一方では、去年8月は、日銀の植田総裁が火消しに走ったり、株価下落の火種を消そうとする動きがありましたが、今回に関しては下落の原因になっているトランプ大統領が何考えているのか、わかりません。もしかしたらバイデンさんより先にボケちゃったかもしれません。

 

となると、PER13倍で止まるかどうかも分からず、その場合次に見ないといけないのはPER11倍。

2470円×PER11倍=27170円。

 

リーマンだろうがコロナだろうが、過去の経済ショック時の下限がこの水準なので、ここまで下げた時に、買い向かえる精神と資金があるように準備しておけば、まあ勝てると思っています。

 

 

 

まあ勝てる、と言っても小型グロースとかは、市場の回復前に倒産しちゃったりする可能性も、こういう時には平時よりも可能性高くなるので、財務健全な大型バリューの配当利回りが上がったところ(株価下落で)を狙っていくと、一定の配当利回りでは機関の買いが入って底値が固くなり、安定します。

 

小型株だといくら配当利回りが高くても機関のスクリーニングに引っかからないので機関の買いが入らなかったりする一方で、大型で財務優秀であれば不況が長引いても耐えれる潤沢なキャッシュがあるので、配当を維持出来たりするわけで、それが先行き不透明感の強い時期には、相対的にではありますが、選好される要因になるわけです。

 

これは少し前、あのテスタさんも暴落時の銘柄選定を聞かれて同じことを言っていたので、それ聞いて自分の考えにかなり自信が付きました(笑)

 

ということで、この下げにビビらず、27000円が来るとむしろ資産を増やせるBIGチャンス。

 

ただBIGチャンスが来ない場合でも32000円のレギュラーチャンスを逃さないように、32000円から27000円まで段階的に買い下がっていけるようにしたいです。

 

 

 

 

 

銘柄は先述のように大型の高配当バリュー。

少し前からちょっとずつ端株で何銘柄か買っていたのですが、積水化学は単元に到達してしまいました。

少し早かったなー。

 

来週からは三菱商事、積水ハウス、オリックス辺りを監視。

 

三菱商事は1兆円の自社株買いと10円の増配を先日発表していましたね。

 

三菱商事に限らず、三菱系は株主還元積極的なところが多いので、こういう時は心強いです。

ただ、同じ三菱系列の東京海上なんかは、持ち合い株の解消に伴って、そのキャッシュを還元に回していたので、持ち合い株を売りきってしまうと還元が緩やかになってしまう恐れも。

この点では東京海上よりもMS&ADが確か一番大盤振る舞いだったはずで、現段階ではメガ損保の中では一番配当利回り高いですが持ち合い株の解消後は増配があまり期待できなくなるかも。

 

 

 

 

 

バフェットさん曰く

 

「靴下も株も、良いものが安く売ってるときに買うのが好きだ」

 

だそうです。

 

転売する気なら、靴下は安く買うだけでなく、その後品不足で高騰してくれないと困りますが、履き続けるつもりで買うなら、安く良い商品を買えればいいんですから、バーゲンセールの籠にどんな靴下が並べられるのか、今のうちに物色しておきましょう。

 

バーゲンセール、みんな好きですよね?

 

暴落は株のバーゲンセールですから、怖がる必要ありませんよ。