前回イオンの株主優待についてご紹介しましたが、イオンは系列子会社の多くでも独自の優待を設定しています。
業績や配当も加味して考えると、親会社のイオンよりも魅力的なものもあれば、優待は出るが業績が悪く先行き不安なものなど様々ですので、ひとつづつ紹介していこうと思います。
親分のイオンとイオンの優待についてはこちら
【優待】8267 イオン 【桐谷さん】 | グデーリアンの投資ブログ (ameblo.jp)
優待についての考え方についてはこちら
【優待】株主優待の良し悪し【桐谷さん】 | グデーリアンの投資ブログ (ameblo.jp)

●2653 イオン九州
■株主優待
100株で以下から選択
・買い物100円割引券(1000円につき1位枚利用可能)×50枚
・自社ネットポイント3000円
・3000円分のイオンギフトカード
がもらえ、それとは別にイオンラウンジ利用カードがもらえます。
5000株までランクアップしていきますが、利回りが一番いいのが100株になります。
権利確定は2月
■企業について
九州で総合スーパー(GMS)や食品スーパーを展開。
PER19倍、PBR1.9倍 EPS150(うち、配当45)、ROE10.6、ROA3.0と、イオン本体よりもファンダは全面的に良好です。
また「7512 イオン北海道 」も似たようなファンダで、株価は900円台で購入が出来ますが、優待は割引券のみで枚数もイオン九州の半分と、優待的には魅力が薄いので、九州のほうを紹介させてもらいました。
少ない資金から投資出来て、優待が欲しい方には北海道もありかと思います。
なお北海道は100株で100円券25枚と、イオンラウンジ用カードいう優待(株数増えるとランクアップ有)です。

■利回りについて
100株で配当4500+ギフトカード3000円の7500円で計算すると、配当性向50%、配当利回り2.6%ほどとなり、それほど高くありません。
ただ、業績連動で減配はあるものの、増配傾向なので長期保有でYoCは高まりやすいと思います。
■優待の継続性について
他のイオン系同様、自社利用のキフト券や割引券のため、売り上げのシナジーが期待できて、本体がタコ足配当を続けている間も優待は続けていたため、今後も廃止は無いような気がします。
