前回イオンの株主優待についてご紹介しましたが、イオンは系列子会社の多くでも独自の優待を設定しています。
業績や配当も加味して考えると、親会社のイオンよりも魅力的なものもあれば、優待は出るが業績が悪く先行き不安なものなど様々ですので、ひとつづつ紹介していこうと思います。
親分のイオンとイオンの優待についてはこちら
【優待】8267 イオン 【桐谷さん】 | グデーリアンの投資ブログ (ameblo.jp)
優待についての考え方についてはこちら
【優待】株主優待の良し悪し【桐谷さん】 | グデーリアンの投資ブログ (ameblo.jp)
●9787 イオンディライト
■株主優待
100株で2000円分のイオンギフトカードがもらえます
権利確定は2月
■企業について
商業・オフィスビル等の施設管理を行っていますが、イオングループ依存6割とのことで、イオンに完全依存することなく、独自の販路を持っています。
25年の予想EPS214.3に対して配当が87円ですから配当性向は40%と健全です。
増配率は低いですが、連続増配中でもあります。
しかし、EPSが鈍化傾向な部分については懸念点ではあります。
■利回りについて
1株配当87円とギフトカード2000円を合わせて10700円は、利回り2.8%ほどで高くはありません。
3000円ほどの株価で出来高だまりが出来ていますので、その水準まで下げると利回り3.5%ですから、この辺りまでは引き付けたい気もします。
■優待の継続性について
配当性向自体が高くない為、優待は継続しやすい環境下とは思います。