前回イオンの株主優待についてご紹介しましたが、イオンは系列子会社の多くでも独自の優待を設定しています。
業績や配当も加味して考えると、親会社のイオンよりも魅力的なものもあれば、優待は出るが業績が悪く先行き不安なものなど様々ですので、ひとつづつ紹介していこうと思います。
親分のイオンとイオンの優待についてはこちら
【優待】8267 イオン 【桐谷さん】 | グデーリアンの投資ブログ (ameblo.jp)
優待についての考え方についてはこちら
【優待】株主優待の良し悪し【桐谷さん】 | グデーリアンの投資ブログ (ameblo.jp)
●8198 マックスバリュ東海
■株主優待
100株所有で50枚つづりの100円券(買い物1000円につき1枚利用可能)
または、お茶コース・お酒コース・お米コース・お肉コース等より1点選択し優待品をもらえます。
100円券はマックスバリュ他、全国のイオンなどでも使えます。
詳しくは以下を参照
株主優待制度 | マックスバリュ東海のIR情報 | 静岡、神奈川、山梨、愛知、三重、岐阜、滋賀の食品スーパー (mv-tokai.co.jp)
■企業について
イオン系の食品スーパー。
業績は安定しているように見え、定期的な増配も行っております。
PER11.89 PBR1.24と割高感もありませんし予想EPS263.7に対して配当75円ですから配当に関しても全く無理がありません。
■利回りについて
貰える金券100円×50枚ですが、実質10%の割引券にしかならないので、配当+優待で足し算するのはちょっと無理がありますが、仮にこの足し算で計算すると、配当と優待の合計は12500円になりますから、3135円の株価から計算して4%の総還元利回りになります。
使い勝手の良い優待ではないので、優待目当てとすると微妙ですが、会社の業績自体が悪くなく、増配の期待もできますから、優待はおまけ程度に考えるのであればよいかもしれません。
もう少し優待内容が変われば、積極的に買い検討してもよいのですが。。。
■優待の継続性について
業績が安定していますし、金券は10%の割引券ですから、優待継続は販促につながるので、廃止はないと思います。