前回イオンの株主優待についてご紹介しましたが、イオンは系列子会社の多くでも独自の優待を設定しています。
業績や配当も加味して考えると、親会社のイオンよりも魅力的なものもあれば、優待は出るが業績が悪く先行き不安なものなど様々ですので、ひとつづつ紹介していこうと思います。
親分のイオンとイオンの優待についてはこちら
【優待】8267 イオン 【桐谷さん】 | グデーリアンの投資ブログ (ameblo.jp)
優待についての考え方についてはこちら
【優待】株主優待の良し悪し【桐谷さん】 | グデーリアンの投資ブログ (ameblo.jp)

●2686 ジーフット
■株主優待
100株で1000円分の店舗利用の金券が年2回貰えます。
権利確定は2,8月
■企業について
ASBEE Greenbox等の主にイオン内の靴やを展開。
22年に債務超過に陥っており、親会社のイオンから50億円の借り入れで事業継続しています。
コロナ渦の影響もあるとはいえ、それ以前の2015の上場以来ずっと減収を続けてきたイメージで、株価も上場天井。
今期は7期ぶり最終黒字の予想ですが、今までも増収増益予想からの下方修正を何回も見てきたので、この辺も眉唾物。
今のところ買いは慎重にならざるを得ないかと思います。

■利回りについて
以前は1株10円の配当がありましたが、コロナで赤字転落と当時に無配転落。
現在は優待の年2000円のみのインカムです。
株価が低迷していて、1株282円ですから、優待の利回りは7%ありますが、現状では地雷銘柄です。
一方で、業績が回復して配当も以前の水準まで復配するなら、今の株価(YoC)では利回り10%を超えます。
■優待の継続性について
業績が上向いてきたことを考えると、優待だけは継続する可能性は高いと思いますが、業績次第では、上場廃止も含め色々なストーリーも考える必要があるかもしれません。
(ただし、親会社がイオンなので、上場廃止時にはイオンからのM&Aがあるかもしれないので、必ずしもネガティブではないかも)
