前回イオンの株主優待についてご紹介しましたが、イオンは系列子会社の多くでも独自の優待を設定しています。
業績や配当も加味して考えると、親会社のイオンよりも魅力的なものもあれば、優待は出るが業績が悪く先行き不安なものなど様々ですので、ひとつづつ紹介していこうと思います。
親分のイオンとイオンの優待についてはこちら
【優待】8267 イオン 【桐谷さん】 | グデーリアンの投資ブログ (ameblo.jp)
優待についての考え方についてはこちら
【優待】株主優待の良し悪し【桐谷さん】 | グデーリアンの投資ブログ (ameblo.jp)
●4343 イオンファンタジー
■株主優待
100株で施設利用券2000円
2月、8月の年二回、合計4000円
コシヒカリ3キロ
2月のみ
がもらえます。
1000株まで内容がランクアップしていきますが、コスパが最も良いのは100株所有かと思います。
■企業について
イオングループのモールを軸にアミューズメント施設を展開しています。
コロナ渦の影響で業績低迷していましたが、24年度に急回復し、25年も増益見通しです。
ゲームの他、カプセルトイなども手掛けています。
■利回りについて
年間4000円の施設利用券にお米3キロ(1000円くらい?)を合わせると5000円分。
年間配当が1株当たり10円ありますので、100株保有なら現在の株価2233円から計算すると、総還元利回りは2.6%程度です。
利回りはそれほど高くありませんが、去年のV時回復でEPSは80円になり、配当性向は12.5%と低いため、今年についても予想どおりの増益が達成できるなら、増配や株価上昇の期待も持てそうです。
コロナ前の配当が50円だったので、もし仮にそこまで回復できるなら、総還元利回りは5%を超えますし、その際にはそれなりの株価の上昇を伴うと思います。
内容についても、週末のお子様の家族サービスが必要な層には重宝する優待かと思います。
■優待の継続性について
展開する店舗のゲーム利用券が優待ですので、財務の負担はほぼないと思われます。
メダルゲームのメダル貸しとかですからね。
お米についても、仕入れ先は親会社のイオンからになると思われますから、仕入れ原価はも抑えられていると考えられます。
なので、優待の継続はしやすいように思います。