肺がんになって家族に笑われていた患者 | いいなみ|豊かにホンネで自分を生きるブログ

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52歳の現役看護師。人生ドン底を何度も経験しながら、自分と向き合い、生き方、働き方、在り方を追求。豊かにホンネで自分を生きることを発信するブログ。

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​肺がんになって家族に笑われていた患者



先日、面接した70後半の男性患者さん



数ヶ月前まで、1日40本タバコを吸っていた

20歳の時から…



この数ヶ月前に軽い風邪をこじらせて

肺がんが見つかった





「タバコ、めっちゃ吸ってたんですね」

と言うと



奥さんや娘さんが


「自業自得よ!なかなか厳しいって言われたわよね」


と、笑いながら患者さんへ言い放っていた



おそらく、

タバコのことで、これまで何度かぶつかってきたのだろう



それ見たことかって雰囲気だった



言われた当人も笑っていた



肺がんだと、さっき宣告された人とは思えないな…



こういう受け止め方なのか?


心配を回避するために明るく盛り上げているのか?


本気で仕方ないって、だからそうなるよねって言う意味なのか?




肺がんだと言われて、

笑いで吹き飛ばす家族の力にも驚いた



これまでの家族関係がとっても明るくて、

いい関係を築いてきたんだなぁ〜と感じた



家族が危機的状況にある時ほど

絆が強くなる家族って憧れるなぁ

素晴らしいなぁ〜



家族には、様々な形や力がある



家族力がある患者さんの家族へは、

つい看護師も甘えてしまうところがある



が、

患者さんの前では見せない辛さや悲しみを抱えているのも事実



見えないところでたくさん泣いているはずだ…



だから、患者さんだけではなく家族のことも心配になる




家族へのケアこそ

丁寧に細やかにできる看護師でありたい飛び出すハート






では、今日も最後まで読んでいただきありがとうございました♡

















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