こんにちはスタッフKです。
お昼頃から関西は雨が降って来ました。
昨日は関西で地震があり、パッショーネはボスからの連絡で自宅待機となりました。便利な時代で、メールなどで各沿線の状況や怪我等の確認もスムーズで、誰も怪我する事なく過ごせた様子です。
地震後のパッショーネは建物が古いにも関わらず、どこもひび割れや破損も今のところ見つかってない様子です。震度6くらいまでは耐えられお墨付きの建物らしいので、余震も安心してお仕事出来そうです。
私事ですが、昨日主人は帰宅困難者の1人になりました。地震発生時はちょうど震源地近くを電車で通過中だったようで、緊急停車。本人は脱線したのかと思ったらしく、外を見たら電線が凄い勢いで揺れていて、電車内は緊急災害アラーム音が凄かった様子です。彼が電車を降りられたのが11時頃。それまで缶詰状態だった様子です。この後は、高槻から茨木駅まで歩き、バスに乗るのにまた数時間並び、バスに乗って枚方迄移動し、京阪電車で淀屋橋まで行き、そこから地下鉄で梅田まで。最後は漸く動き出した阪急電車に乗り、西宮北口に着いたのは21時を過ぎていました。
この状況に私が遭遇したら、どうなるのだろう。
同病の会のメンバーが実際のあった状況を、会のグループLINEに連絡をくれましたので、こちらでも報告します。
近鉄電車の車内で閉じ込められてた同病さんは、地震発生から2時間出るのにかかったようで、歩行に少しふらつきのある方なので、介助してもらいながらの移動だった様子です。もうお1人は、マンションの9階にお住まいの車椅子を使われている方で、1階の集会所への避難指示が出て、エレベーターは止まって使えないので、どうにかしてでもって気持ちで降りられた様子ですが、帰宅されたご主人と共に、再度階段を使って9階に戻られたようです。お2人のお話を聞いてると、災害時避難する際、お手伝いが必要か目で見て瞬時に分かるヘルプマークの重要性をひしひしと感じますと、ご連絡いただきました。
災害時は、私達のような病気を持っている人間とわかって貰える手段の1つとして、ヘルプマークは必要だと感じます。みんな状況は同じ被災者なので、病気だからと言って特別な事をして貰おうとは思わないだろうけど、私の今の状態だと立ってることも、満員の電車に乗ってる事さえ出来るんだろうか?と色んな事を思います。せめて見えない部分の病気を抱えている人だと、周りの方にわかって貰えるように、ヘルプマークはその目印として必要だと私も感じました。
それと、普段は持ち歩かないとお薬。私達難病者の中には、どこの薬局にもあるような薬ではないものもあるので、常日頃から多めにお薬を持ち歩く習慣をつけようと思いました。自分の出来ることはできる限りする。その上で助けて貰わないと出来ない事は、助けを求める。災害時はみんな自分の事で精一杯だと思うので、病気を抱えている人間自身も、備えや行動を必要以上に心掛けないとダメだとも感じました。
全ては今後の為に。
貴重な経験のお話を報告する事で、色んな方に何かを感じて貰え備えやペルプマークの認知度の向上に繋がれればと思います。
今日から関西地方は雨

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被害がこれ以上広がらない事を願います。皆さんも、いつどこに来るかわからない地震に備え、家族や友人、職場で災害時の話し合う時間を是非持って欲しいと思います。
