敷金返還バスターズ活動日記【敷金・保証金診断士会】
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「敷金・保証金診断士」活動日記 支部長編

私たちが伺います。




■ 敷金返還バスターズ「代表」活動日記 & 敷金問題解説


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関東地区本部 (登録診断士数 13名)


■ 青野です。 「敷金・保証金診断士」活動日記


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■ 梶田です。 「敷金・保証金診断士」活動日記


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関西地区本部 (登録診断士数 10名)


■ 時岡です。 「敷金・保証金診断士」活動日記


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中京地区本部 (登録診断士数 2名)


■ 大谷(光)です。「敷金・保証金診断士」活動日記


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九州地区本部 (登録診断士数 2名)


■ 平田です。「敷金・保証金診断士」活動日記


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中国地区本部 (登録診断士数 2名)


■ 造賀です。「敷金・保証金診断士」活動日記


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〔平成18年12月現在〕





神田川沿い :競落物件でオーナーチェンジ


お知らせ:平成18年2月から5月まで

       業務が超多忙となるため、このコーナーは一時休止します。


神田川沿いにあった。

約束の時間より早く到着した。

玄関前で待っていると、自転車で此方に向かってくる若者が見えた。

「済みません・・」と、


「管理会社の評判がよくないと聞いているので」と依頼者は閉口一番言った。

私もこの管理会社は社内的にも問題があると感じていた。


体格のいい100Kgs以上ありそうな担当者がダブルのスーツでみえた。

「体格がいいですね」と言うと。

「学生時代、野球をやっていました」と言った。


一通りチェックが終わり、内容の説明になった。

「天井のクロス替えはオーナー負担にしますから、壁のクロスは

持ってもらいませんか」「それと、クリーニング費用も」

「なぜならば、入居者のK.Yさんは賃貸借契約を結ぶ時に

サインを貰っていますから」とその事実を最大限に利用しようとしていた。

相変わらずだなと思って聞いてた。

依頼者は困った顔つきをした。


「例えサインをしたとしても、損害賠償債務がなければ、負担にはならないですよ」と、

判例等の例もあげ、【ガイドライン】の成り立ちや根本原理等を講義口調で話した。


そうこう話して1時間が過ぎた。

担当者の社内的立場も見えてきた。ここで無理やり結論を出しても、

実行には時間がかかると判断した。

多少冷却期間を置いたほうが良いと思い、担当者に告げた。

「今日は、承諾書にサインを入居者はしないので後日、申し入れを検討して

ご連絡下さい」

今後の顛末が面白い・・・

新中野の銀杏並木


新中野駅の銀杏並木は路上に舞い降りた落ち葉とともに
初冬を演出していた。

今日は風が冷たく、歩く速度も幾分速くなった。

商店街の和菓子屋さんに行列ができていた。

お蕎麦屋さんの店頭では、年越しそばの注文予約の

張り紙があった。


駅から5分の場所に依頼者のマンションがあった。

チャイムを何回か押したが反応はなかった。

恐る恐るドアノブに手をかけ、手前に引くと開いた。

中から、掃除機の騒音が聞こえた。

夫婦で立会い時間まで、頑張って掃除をしていたのだ。


時間通り、仲介業者の担当者が見えた。

よく見ると3人だった。

「新婚さんで、この物件を案内したいので・・」と担当者が嬉しそうに言った。

担当者は誠実そうだった。


「敷金」のやり取りを聞いていて、新婚さんは安心したようだった。


結局、タバコのヤニは経年として処理し、但し目立つリビングの一面の壁のクリーニング費用

は負担することで双方納得した。


「新婚さん」頑張れ!


25年ぶりの千歳烏山

千歳烏山は25年ぶりだ。

駅前の交番で場所を確認した。

若いおまわりさんは親切だった。

左手に烏山図書館を見ながら、商店街の中を歩いた。

学生風の若い人が多いいと街だと感じた。


アパートに物件名が書いてなく、見つけるのに少し苦労した。

心配したのか依頼者が玄関の前で待っていた。


通常通り、部屋の内点を行ってた。非常に綺麗な部屋だった。

依頼主は「今まで、仲介業者さんにあまりいい思いはしてない」と

言った。


暫く待っていたが、

時間通りに仲介業者さんが来ないので、依頼者は電話を入れた。

「済みません、忘れていました」おやおや・・・


活き込んで階段を上がってきた。20代前半の若い担当者だった。

頭を掻きながら「済みません」と謝った。


内点後、精算の話になり、依頼者の納得のいく金額で落ち着いた。


帰り際、玄関の土間を見ると、でっかい靴があった。「28.5cmです」と

担当者がニヤとしながら言った。「昔バスケをやっていました

今、あまり役立っていませんけど」。 なんとなく戸惑い風だった・・・


遮音性能LL-45のフローリング張替え


渋谷駅から田園都市線あざみ野駅経由でセンター南駅まで、

快適であった。朝10時の約束であった。出札口でまっていると、Y.Oさんが

早足で近づいてきた。「おはよう御座います」と声に艶があった。


車で5分の場所に現場があった。17年前に竣工したマンションだ。

Y.Oさんと家主さんと双方の意見を聞いた。

ポイントはフローリグの張替えの問題だ。

Y.Oさんは合意の上で、犬を飼っていた。そのキズ補修を自分で行ったが

あまり出来栄えが良くなく、反って目立つようになった。そんな箇所が5~6箇所あった。

これは遮音性能のない通常のフローリングだ。通常は歩けば判断が出来る。


家主から見積書を戴いた。見積書のフローリング仕様は遮音性能LL-45の単価だった。

一般的には、マンションの管理組合は遮音性能LL-45以上つまりLL-40までの性能のある

フローリングでなけらば工事の許可を下さない。 適合仕様のフローリングで見積もる事は

理解できる。

後は、原状回復における金額負担の問題になる。

通常のフローリングの単価での負担割合が妥当と考え、斡旋した。

沖縄から


沖縄の平良市から支部設立の相談があった。

「敷金問題」は全国的な問題なので、拠点となる支部が必要だ。


現場で立会いをしない限り解決はしないと思う。


1日に数件の依頼が入っている。

それぞれに事情は違うが、基本的には「入居者イジメ」としか

思えない内容が多いい。 家主の問題が一番かな・・・・


完璧な住み方


上石神井の駅から千川沿いに歩いて20分の現場だ。

小雨交じりの中を歩くのも悪くはない。


依頼主は高校の先生だ。

6年の居住年数にしては非常に綺麗だ。

完璧な【善管義務】を果たした住み方だ。


大手の管理会社の担当者が時間通りにみえた。

事前に賃貸借契約書をチェックしていて2点の疑問点があった。

・特約の一方的に入居者負担とする記述

・鍵の入居者負担

一通りの説明を受けた後、この2点を指摘した。

担当者は「会社の方針であり、今の自分の立場では如何ともし難い」

と伏し目がちに答えた。


国土交通省の「ガイドライン」、東京ルールなどの出来た経緯や、判例等を

事細かに説明した。

実は担当者はよく理解をしていて、板挟みの状態であることを感じた。


公平に見て負担すべき箇所は一部毀損を除いて無いと見ていた。

結局は、説得に応じて戴き入居者の満足のいく回答を得た。

腰高までのゴミの部屋


田園都市線の二子玉川駅から多摩川の土手沿いに歩いて20分の現場だ。

朝日新聞の記事を見た家主からの依頼だ。

「入居者が部屋にゴミを腰高まで残置し、退去していまった」と言う。

部屋の中は、ユニットバスの中まで、ゴミで溢れていた。


最近はこのような例が多いい。

家主もこれをどう解決していいのか、見当もつかないと嘆いていた。


状況を把握できたので、解決案の為の「査定書」の作成を急がねば。


:二子玉川駅の近くに中華料理店「紅虎家常菜」がある。

ここの【鉄板餃子】が独特の味付けで美味しかった。

雨漏れによる土壁の汚損


千代田線根津駅を根津神社の方向に歩いていると、下町風商店街が軒を並べている。

このあたリは、瀧興山臨江寺、本寿寺、天眼寺、宗善寺、七倉稲荷神社などの神社仏閣が多いい。

歩いていてなんとなく気持ちがいいものだ。


現場は4階建ての2階だ。入居者のK.Iさんからは、窓際の壁が原因が良く判らないけど、土壁が汚損されている。何度も拭いてもその汚れが落ちないと事前に記載された報告書を送ってもらっていた。


早速、点検を始めてすぐに気付いたのは、これは雨漏れによる汚損である。

窓から外壁を良く見ると、外壁のコーキング部分が経年劣化によりクラックが入っていた。


躯体の問題だとして、管理会社にはその旨を伝え、了解を得た。

ネコの壁傷跡 

ネコのキズ跡


京成線○○駅から徒歩10分の現場。途中の商店街も人通りが多く、今はやりの「昭和の街」と言った感じで、昔を思い出した。

約束の時間より少し早めに到着した。

1Kの立会い現場には、依頼者のMさん(女性)と引越し応援者のK(男性)さんが待っていた。

まだ少し残置物2,3袋残っていた。 部屋の片隅にあった肩掛けのバックが動くのを見た。

Mさんは「ネコ」ですと小声で言った。

いつもの通り、部屋を見渡すと壁やカーペットにネコの引っかきキズが7~8箇所あった。

これは少々てこずるなと思った。

部屋の写真撮影を始めた時に、「私達。昨日籍を入れました」とMさんが嬉しそうに言った。

「そうですか、おめでとう御座います。ならば【敷金バスター】も頑張って応援しなければ、

これからお金も必要でしょうからね・・・・・ 」 


契約時の状況を詳しく聞き、管理会社との斡旋に入った。

双方納得のいく金額を斡旋中だ。