昨日は広島原爆忌。
Twitterで一本、ものすごくいい記事を見つけられた。
田中泰延@hironobutnk広島県のサイトに文章を寄せました。この夏、広島に旅をしました。75年前の今日、世界は変わりました。父は、広島生まれでした。#被爆75年#広島原爆の日#Hiroshima75 #hiroshimas#peacetimeshttps://t.co/kz1eHOMe6K
2020年08月06日 08:15
ライターの田中泰延さんという人が書いた。
写真もやる人なので中には写真が………というか、写真がすごくいい仕事している。
「共働」とはこのこと。
読んで、「あ、また広島行かなくちゃ」と思った。
展示が替わってるよね。
私は替わる前にしか行ってないから。
Twitter上には引用リツイートが溢れた。
そんな中、やっぱりカッコよかったのがワタナベアニさん。
自身の話もされているけれど、これもまた普段我々がぼんやりとしか想わない原子力発電所の話。
私の浅~い経験も少し書いたけどあまりにも浅かった。(笑)
山形から日本海側の国道を富山まで走った時、新潟通過中やけに鉄塔の多い町があった。町にある公民館レベルの小さな公共の建物も周りの民家に比べると新しいし立派だったのは刈羽村という小さな村だった。「あぁなるほど」と変な納得をしたけれどあのアンバランスさ、違和感はまだ忘れていない。
私の郷里には浜岡原子力発電所が、私が年がら年中出掛けていく北海道には泊原子力発電所がある。美しい砂浜に突如現れる発電所は今高い壁に囲まれさらに異様さを増し、美しく若い青を湛えた日本海につき出す積丹半島の付け根にある発電所は岩内あたりから何度観ても堂々と景観を損ね続けている。
そしてどちらにも近くに「原発は安全でクリーンであるのだ」ということをうたった立派な資料館のような施設が造られている。
アニさんのこの文章を読んで日本中どこでも同じことをやってるんだなとはっきり判ってしまい少しだけ脱力感を感じてしまった。
これだけ長く書いておきながら、実は原発の話ではなく、昨日の朝読んだ田中泰延さんの広島原爆忌によせた素晴らしい文の紹介なのは自分に対して「何なんだ」と思うけれど文章力も構成力も持ち合わせていないため仕方ないということで、このアニさんの文とその最後にリンクが貼られている田中泰延(ひろのぶ)さんの文、両方読んでみてもらえたらうれしいです。私は泰延さんの文を誰かの朗読で聴きたいと思いました。出来れば広島に所縁のある方の朗読で。
人の身体をめぐる血の「紅さ」と「温かさ」を感じられる素晴らしい文です。
写真と文章、1足す1が2ではなく、5にも10にもなっています。
日付が替わってしまいましたが読んでみて下さい。
泰延さんの話も、アニさんの話も、本当に人の「血の紅さ、温かさ」を感じさせてくれる。
アニさんの「動いてるとこ」初めて見て、
「うわ、カッコいいわ」と思った動画。
泰延さんもカッコいいと判明(笑)
かなり粋なおじさんである。
Facebookでも紹介したけど、私のフォロワーさん政権批判側の人が多い。
泰延さん、元電通。
何をか云わんや。(笑)
壁を取り払おう。
そういうの無しに読んで欲しいけど。
だってこれは田中泰延というひとりの人が書いた文章だもの。
使い古された言葉で言うなら、
「平和への想いあらた」
「核なき世界へ」
それぞれがそれぞれの形で、
心に留めておきたい平和への想い。