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安倍さんの総理としての仕事に対してはどう考えても責任を追及されて然りなところはあるんだけど、ひとりの人間としてあの人を見た時に、あの全く、何ひとつ自分で考えられない幼稚さとか知的でなさっていうのはそういう中で育ってきた、周囲がそんな風に育てたという背景があるよねと思う。
全くスッカラカンなままの人を魑魅魍魎が寄ってたかって己の欲望を実現させるための道具にした、それだけのことじゃないかと思う。
そういう意味では、人格も完全に無視されてるし、ただの人形(ひとがた)としてしか生きさせて(息させて)もらえないという本当に気の毒な人生を生きてしまった人。
市井の人たちにあってはその悲惨なありように気づいてそこから逃げ出し自分の人生を生きていけるようになる人はたくさんいるけど、安倍さんはそれが叶わなかったし、周囲もそれを許さなかったんだよね。人間の「業」をそこに見るね。そんな中で本人は身体まで壊すわけでさ。
人は自分のためなら誰かを犠牲にすることなんて屁でもない、そういう人はいるし、その人たちはそうして誰かの人生を食い物にして生きてるんだってことに自覚ないかあるいは気づかぬふりをして生きて、その一生を終わってく、時にはいまわのきわに「いい人生だった」とか言いながら。
「日本を取り戻す」と言った安倍さんが一番取り戻さなくてはいけなかったのは自分自身だったという話だよ。