ビタミンやミネラルが重要である事は、ご理解頂けましたか?!
では、実際にビタミンやミネラルの有用性は何処にあるか、これを書きましょう。
先ず、歴史から・・・。
3大栄養素の次に発見されたのが、ビタミンだそうです。
ただ、ビタミンは身体を作る働きではなく、つなぎ役みたいな存在として認識されていた様です。
因みにビタミンAが最初、次がB・・・。つまりビタミンの名前は発見された順番です。
その後、ビタミンが「つなぎ役」としてとても重要だと確認され、第4、5の栄養素が「ビタミン、ミネラル」とされた様です。
1960年代に入り「このビタミンやミネラルがなかなか摂れない」と解ってきました。
そこで「ビタミンだけを摂る」様なもの、つまりビタミン剤が生まれた様です。
まぁ今ではサプリメントは常識ですが、今から50年前にはどんな評価だったんでしょうかねぇ?
日本は勿論ですが、アメリカでも「サプリメント?ビタミン剤?」ってノリだったと思います。
それが70年代には、ビタミンも総合ビタミン(マルチビタミン)の時代へ。(これにも当然理由があります。次回に)
また80年代には、更にプロティンなどのアミノ酸の摂取が言われ出しました。
そして90年代、サプリメントの常識が変わり「ビタミン、ミネラルに酵素やポリフェノールがいい」と言われました。
2000年以降は、更に細分化されています。
例えば、脳にいいホルモン系のメラトニンやベータインドルフィンなど、ストレスの解消が言われたり・・・。
と、こんな感じで、ビタミンからポリフォノール、そして食事からサプリメント、そしてまた食が見直されたり・・・と。
この50年は、ビタミンが大きく認識された時代だと言っていいと思います。
そんなビタミンの歴史の中で、実際にどんな働きをするか、これは次回話しましょう。