インフルエンザが終息している時期です。

こんな時期ならでは・・・インフルエンザの基礎を書きましょう。


昨年「新型インフルエンザ」と云う命名がされました。

それに対して「季節風インフルエンザ」と云う名前も付けられました。


季節風とは、毎年やって来る訳ですが、決して特定はされていません。

インフルエンザにはA,B,Cと云う3種類があります。多くはB型、次にA型。

ですから、通常はAとBの混合で作られるのが、季節風インフルエンザワクチンです。


季節風の特徴は、「人から人へ」何年にも渡って移ってきた現実です。

だから、抗体も作り易ければ、毒性も弱い。


これに対し、新型とは?全く違います。

新型・・・つまり新しいと云う事です。


では、何が新しいのか?

昨年の騒ぎは、メキシコで生まれた「豚インフルエンザ」。

この豚インフルエンザウィルスが何と人に移ってしまった。

ここで、パニックになった事が二つです。


先ず死亡者が出た。

でも、ここまでならまだよかったんです。

問題は、人から人へ移った事なんです。


「そんな事当り前でしょ」と思う人もいるでしょう。

しかし、当り前ではないんです。


実は、これが大きな意味を持っていたんです。

では、その「人から人へ」ってどう云う意味?


次回、大変重要な意味を書きましょう。