風邪や花粉症などのアレルギー性鼻炎、
副鼻腔炎の時に大活躍している、
我が家のピジョン電動鼻吸い器。
でも鼻水キャッチャーで一度に吸い取れる鼻水の量って
限られてる。
これを今回、大量の鼻水が出ても、
じゃんじゃん吸えるようにDIYで工作したので
その方法を紹介していきたいと思う。
鼻水が止まらない!
鼻水キャッチャーの問題点
ピジョン鼻水キャッチャーの大容量対応へ!
大容量鼻水キャッチャーの作り方
空気漏れがないか検証
掃除を楽にするために
大人にちょうどいい吸引ノズルは
結果
おまけ
鼻水が止まらない!
おととい、ボサボサだった芝を遅ればせながら刈った。
前から刈っておかないとな、と思ってたんだけど
こんな時期になってしまった。
大量に刈った芝を袋に詰めていた時
細かい芝を吸い込んだ辺りから、
気管支になんか入ったかなっていう感じで
調子が悪くなってきた。
大量の鼻水とくしゃみ。あまりに鼻水が出過ぎるので、
それが痰となって絡んで咳が出る。
PoKuちゃんも最近鼻水がすごいので、
同じタイミングで風邪を引いたのか、
それとも草刈りが原因で、なんかアレルギーでも出たのか。。。
よくわかんないけど、とにかく鼻水がすごい。
放っておくと数分もしないうちに大量の鼻水がしたたってくる。
「水も滴るいい女」とか言うけど
したたる、したたる・・・
どう考えても、ちがうだろーって感じだけど。
そこでピジョンの鼻吸い器が大活躍。
元々はつぶちゃんが赤ちゃんの時に買ったものなんだけど
これは本当に買ってよかったと思える一品。
大きくなってからも、鼻炎持ちのTsuPuちゃんや
PoKuちゃんの鼻水を取るのに大活躍しているし、
そして私も風邪や副鼻腔炎の時に重宝している。
手動の鼻吸い器も試したことあるけど、
全然思うように取れないし
やっぱり鼻吸い器は電動に限る!
鼻水キャッチャーの問題点
だけどねひとつ不満点を言うとすると
これって基本赤ちゃん向けだと思うのよね。
だから電動鼻吸い器を使った時、
鼻水キャッチャーで吸い取れる(保持できる)
鼻水の量って限られてて
この青い矢印部分までしか保持できない。
だから今回の私のように、大量の鼻水がどんどこ出て
どうしようもないっていう時は
しょっちゅう頻繁にこの鼻水キャッチャーを
洗わないといけない。
でないと、鼻水キャッチャーにたまりすぎた鼻水が
管を通って本体の方に行ってしまうからなんだ。
本体にはこんな注意書きがしてある。
うっかり吸い込んでしまった時には、急いで止めて
裏にある吸引トラップというのを取り出して
(これが結構取り出しにくい)
洗って、シリコンの長いチューブも洗って・・・
といったように結構めんどくさいことになる。
本体が壊れたら困るからね。
だから大量の鼻水の時には、注意しながら吸引して
あふれる前に、ちょこちょこ洗っては、また吸い取って、
洗っては吸ってを繰り返すことになる。
この点に関しては、何とかならないもんかなーと思っていた。
で、今回大量の鼻水が出ても、長いシリコンチューブを洗ったり
吸引トラップわざわざ本体から外して掃除したりとか
しなくて済むような仕様にDIYで改造したんだ。
ピジョン鼻水キャッチャーの
大容量対応へ!
これが完成形。
これで大量の鼻水が、鼻水キャッチャーから溢れたとしても
この黄色のボトルですべてキャッチできるので
本体をいちいち止めて、長いチューブや
吸引トラップを掃除しなくて済む。
好きなだけ鼻水を吸い取った後、
最後にボトルをさっと掃除すれば済む。
構造としてはメルシーポットの電動鼻吸い器にヒントを得た。
だったらメルシーポット買えばいいじゃんって思うかもだけど
あれは普段でも長いチューブとか、
本体とか洗わないといけないんだよね。
ピジョンの鼻吸い器のいいところは、
普段は長いシリコンチューブを
いちいち洗わなくても、鼻水キャッチャーさえ
掃除すればいいってところだったりする。
大容量鼻水キャッチャーの
作り方
今回使った材料はこちら。
なるべく密閉されるボトル
内径5ミリのチューブ
直径6mmドリルビット
鼻水キャッチャーの下の差し込み部分が5ミリで、
少し上に行くにつれ広がってる構造なので
5mmのチューブがちょうどいい。
ピジョンの元々付いてるシリコンチューブを
少し短くして良いのであれば長さ10cmぐらい
ちょん切るのもあり。
チューブの外径は7~7.5mmになると思うけど
穴とチューブを密閉させるために、
ドリルビットは6mmを使う。
ボトルは何でもいいんだけど
できる限り密閉できるものということで、
今回ちょうど、おやつにサプリのボトルがあったので
これを使った。
(ペットボトルも使えるかな?と思ったけど洗いにくそうだし)
このボトルのてっぺんに6mmのドリルビットで
穴をふたつ開けていく。
電動ドリルがなくても、こんな感じでグリグリと
手で回せば穴が開く。
プラスチックのバリが出ると思うので、
ドリルビットを前後にさしたり抜いたりして
ちょっとゴシゴシすればバリは綺麗に取れる。
そんでもって、その穴にチューブを刺す。
今回用意した、内径5mmのチューブの外径は7ミリ。
ピジョン純正のチューブは、内径は5mmだけど、
外径が7.5mmぐらいある。
だから、ピジョンのチューブの方は
ちょっと入りにくいと思うので
その時はドリルビットを穴に刺して、斜めにグリグリと回すと
少しだけ穴が広がって刺しやすくなる。
ただしあまり穴が大きくなってしまうと
空気が漏れたりする原因になるのでやりすぎないように注意。
こんなふうに、穴にチューブを通したら完成。
結構簡単でしょ。
鼻水キャッチャー側の、新しいチューブを少し深めに刺して
本体に繋がるチューブの方は少し短めに刺しておく。
蓋を閉めてスイッチオン!
いい感じ!
空気漏れがないか検証
ただ鼻水キャッチャーの先が密閉された時
若干吸引が弱くなってる気がすると思い、
ボトルを水中に入れて鼻水キャッチャーの先を密閉して
内部に水漏れがあるかチェックをしてみた。
案の定、ボトルの蓋部分から若干水が漏れ入っていた。
蓋部分からすこぉしだけ空気が流入しているみたい。
そこで試しに味覚糖のグミサプリのボトルでもやってみた。
こちらのボトルの方は蓋の方にパッキンがついているので
もしかしてより密閉できるのかな、と思ったからだ。
でも結果は、おやつdeサプリのボトルの方が漏れが少なかった。
とりあえず今回は実用的にはこれで問題がないので
おやつdeサプリのボトルのまま行くことにした。
このグミサプリのボトルはパッキンが
発泡スチロールみたいなのでできてるんだけど
これをゴムに変えたらかなり密閉度が高くなるとは思う。
他に、より良いボトルがあればコメント欄で教えてね。
掃除を楽にするために
この写真を見ると、ボトルが本体に近い方が
すっきりして良くない?
と思うかもしれない。
でも、そうすると、鼻水キャッチャーから
鼻水が溢れてしまった時
この長いシリコンチューブの中を鼻水が通って、
ボトルに流れ込むことになるのだ。
そうするとストロー洗いたわしでは到底洗えない
この長いチューブを洗わないといけないという手間が発生する。
このように今回作ったように、
鼻水キャッチャーとボトルが近ければ
もしも鼻水がキャッチャーからオーバーフローしても
最後にボトルと、短いチューブだけを洗えば済むし
チューブはストロー洗いたわしでしっかり洗えるし、
清掃の手間が省ける。
大人にちょうどいい
吸引ノズルは?
ピジョンの吸引ノズルはこの大きいのと小さいのが
セットになっている。
これまで子供は小さいの、私が大きなのを使っていたんだけど
なんとなく鼻水が奥に残る感じがするんだよね
ピジョンの鼻水キャッチャーにも、
メルシーポットのロングノズルがつけられるので
それをつけたら奥までよく吸い取れるんじゃないかと
やってみたことがあった。
人によってはこれでちょうどいいかもしれない。
結論として、自分はピジョンの小さいノズルの方を鼻の奥までぎゅっと入れて
使うのが、密閉感も高く、奥まで行くので、
一番すっきり取れることがわかった。
もちろん鼻の穴の大きさとか、鼻の奥の長さとか、
人によって違うだろうから
自分が一番心地よく、すっきりするものを
見つけていただければと思う。
結果
この改造をしてから、安心して次から次へと
とめどなく溢れる鼻水を随時吸い取れるようになった。
快適♪快適♪
ピジョンの電動鼻吸い器使ってて
鼻水キャッチャーにもうちょっと容量があったらなーって
思っている人は試してみてね。
おまけ
ちなみにサブリって今まで何度か買ったことあったけど
大抵余ってた。
だって美味しくないし食べるモチベーションないんだもん。
だけどこのおやつdeサプリとかグミサプリなら
美味しいから続く!子供もおやつ代わりに楽しみにしてる。
不足しがちな鉄分とか、ビタミンとか。
定期便にして、数年続けられている。