体力は健康時の60~70%

 

夫婦で初めて
コロナ罹患
[全10話]

         

 

 

 

2023年10月30日(日)

 

 

7月末にコロナに感染し、8月上旬に発症。夏風邪と思っていたが、
9月に抗体検査でコロナに感染したことを知る。
10月の検査では抗体がかなり減っていた。再感染に気を付けながらの生活。

 
 

 

 

発症してから2カ月経っても 健康時の体力の60~70%】

 

■ 発症してから1カ月
 
発症してから1ヵ月間は、買い物に行くことが重労働に感じられました。自分の体力で行ける近くのスーパーは割高。あとほん少し、200m先まで歩けば激安スーパーがあるのに、その距離を歩く体力がありませんでした。
 
商品の1品1品が、30円~50円、惣菜品はそれ以上に高かったけれど、体力がないので仕方がないです。
 
 
こういう時こそ、ネット通販の利用!…とパソコンに向かいましたが、体調不良の時にパソコンに向かうのは無理でした。
 
 
マウスポインタの動きや画面のメニューが切り替わる動きで、目まい・吐き気をもよおす。途中で画面をキャンセルしてしまいました。
 
 
結果的に、自分で買いに出かける方が楽だった。
 
 
 
■ 発症してから2カ月
 

倦怠感が強くて、1日に2つの活動ができません。イオンショッピングモールやコストコのように売り場面積の広いスーパーでの買い物は、想像しただけでも体力が持たないかも…と感じていました。
 
 
この頃は、「今日はこれを買いに行く。」とメモ書きをして買い物に出かけていました。頭で記憶ができないんです。
 
 
食材の買い出しは2週間に1度ぐらい。
 
 
1度だけ「今日は体調が良い。」と思う日がありました。ウィンドウショッピングを楽しもうと意気揚々として出かけましたが、1時間も体力が持たなかった
 
 
頭が重くなりすぐにベンチに座り込んでしまった…。気持ちは元気だったのに体力がついていかなかった。落ち込みました。
 
 
 
 
体力がない人にとっては休憩ベンチが助かる 休憩できる場所が必要】
 
 
津田沼のイトーヨーカドー(2024年9月に閉店予定)は、イオンショッピングモールと比較すると売り場面積が狭いです。コンパクトにまとまっており、当時の私にとっては「狭さ」が大きな利点のスーパーでした。
 
 
客層が高齢者が多いせいか、買い物マナーが良くおっとりした気持ちで買い物ができました。ゆっくりの動作でも煙たがられることはなかったです。
 
また、エレベータ待合の場所や、各階のエスカレーターの近くに、必ず休憩ベンチがあり、高齢者・病人に対する配慮がありました。
高齢夫婦が買い物に来て、一方が休んで待っていられるの場所があるのは大きいです。
 
自分が動けなくなって初めて理解できたお店の優しさに感謝しました。
家に帰る体力を温存できて本当に助かりました。
 
 
最上階にはサイゼリアやマクドナルド、大きなフリースペースがあり、疲れがひどい時は、そこで30分以上休むこともありました。
 
 
集中力が低下の自覚があったので、車の運転は特に注意しました。
 
 
イトーヨーカドーは、駐車場が一方通行で動くようになっており、逆走して来る車がありません。動線がスッキリしているので安心して利用することができました。
 
 
割高なスーパーですが、買い物客が一定数いるのは、こういう環境が整っていて気持ちよく使えるせいかもしれないですね。