きょう、今年、初の『なんけ』の鰻重を食べた
私たちは、伊勢神宮参拝の後、鰻を食べるのが恒例で、何よりのお楽しみなのだ。
きょうも、超美味しくて、大満足
今のところ、ここ『うなぎ なんけ』さんが、私たちのイチオシの鰻屋さんだ。
昨年、わたしたちは、図らずもこのお店と出会えた。いや、この出会いはまさに
『邂逅』と呼びたい
実は、この『なんけ』と邂逅するまでは
、ずーっと長いこと『Kよし』さんが私たちの【映えある第一位】だったのだが、突然「しばらく休業致します」の張り紙
で……わたしたちの、美味しい鰻屋さんは……無情にも奪われてしまったのだった。
当時は、悲しくて悲しくて
すごーく繁盛していたお店だっただけに
めちゃくちゃショックだったっけ。
料理人さんが、コロナなのかな？とか
ホールスタッフさんが辞めちゃったのかな、とかいろいろ想像していたんだけど、ある日、営業再開されたのを知り、
「待ってました」とはこのことだ、と、
喜び勇んで出かけたら……
なんと、メニューも価格も、スタッフさんも、まったく、一新されてた。
え？リニューアルのための一時休業だったの？
寂しいなー。前のスタッフさんたち好きだったなぁ。
すぐに私たちのこと覚えてくれて、笑顔で話しかけてくれたり、
大好きなわさびを頼んだら、もう次からは必ずワサビをお盆に乗せてきてくれたんだよねー。
なんて思いながら、好みに近いオーダーをして、リニューアルされた鰻をいただいたら………
ん
なんだ、こりゃ
味、もうひとつだ。
ご飯の炊き方、ぱらっぱら、お箸ですくえないのは食べにくいな。
鰻、薄っ！ 痩せてるやん！
焼き方、練習中か？
がつん、とも、パリッともしとらん
これで、この値段なんて…厚かましいぞ
コスパ、悪すぎだろーが
食べながら心に決めた「もう二度と来ない」って。
訊くと、「経営者が変わりました」だと
なるほどね。だと思ったよ。
前と同じ名前で別の人がやってるんだ。
同じ名前って、どうなの？
前のお店の評判の恩恵を受けようって魂胆か？……あ、ダメダメ。性格が意地悪になってくる！
でも、看板さえも変えずにリユースか？
「居抜き」にも、ほどがあるでしょ？
以前の顧客が、許すかなぁ？
看板、同じの使うならさぁ、
最低でも、
前と同じレベル、でないと、ねぇ？
でも、私たちは、大の鰻好き
この『Ｋよし』が見える交差点を曲がって
彷徨ってるうちに、この『なんけ』さんに邂逅したというわけだ
私たちが、迷わずオーダーするのは、これ鰻重「極み」
この、「蓋が閉められなくてごめんなさい」の鰻のしっぽ
こいつが。すべてを語ってるんじゃない？
ふふふ、そそられるぅ
ほらほら、食べる前にわかっちゃう、
間違いない美味しさ！
いただきます！
美味しい、なんてものじゃなくて、
とびっきり、超美味しいのだ。
鰻の焼き加減、マジ最高
鰻の厚み、絶妙
たれの味、好みにピッタリ
コスパ、凄い！
完璧とは。こういうのを言うんだよ。
これ以上に望むことある？
あー…小鉢が、お豆腐でなくて
きゅうりの酢の物とかだったら……
満点だったかな。
それと、ワサビ、税抜50円は
ちと、シビアかな。
でも、他店のワサビより美味しいから
ま。いっか。
ここ、『Ｋよし』みたいにメジャーな道路に面した立地じゃないから、
知る人ぞ知る、って感じか？と思いきや
いっつも、すぐに店内満席になる。
やっぱり、ひとは美味しい店は放っておかない、ってことか。
ちなみに『なんけ』っていうのは、
創業60年の『松風軒』の店主、南家さんの名前みたいだ。
とにかく、美味しいのひとこと。
いや、超美味しい！
1ヶ月に一度は行きたくなるんだよね。
これ、「鰻なんけ」さんの玄関。
店内は和風で落ち着きと品のある作りだよ。
因みに、きょう『Kよし』前を通過した時、横目で駐車場をチェックしたけど、
従業員以外の車は停まってなかった。
「やっぱり、な」
盛者必衰のことわり……は言い過ぎかな？
に訊く
「ねぇねぇ、前から欲しかったもので、やっぱり、今も欲しいものがあるんだけど、何だと思う？」
」
ありがとー
思うのは
