天気予報では、関西は、今週金曜日をピークに、酷暑が続くことになっています。
高気圧が真上に来ると、下降気流が大気を圧縮するため、気温が上がるんだとか。
なるほどね。
確かに、酷暑のときって、圧迫感が半端ないです(笑)
とはいえ、村上春樹のデビュー当時の小説『1973年のピンボール』を読んでいたら、ラジオのDJが、
「今夜の気温はなんと38度だ。彼女と抱き合ってる方が冷たいくらいだぜ」
みたいなことを言うシーンがあったと記憶しています。
38度だったかどうか忘れましたが、とりあえず人の平均体温より気温が高いってことで。
1973年当時から、38度まで気温上昇することはあったってことでしょうね。
だから、
「38度なんて温度、初めてみた」
という人がいたら、
「昔からそれくらいまで上がることはあったよ」
と、教えてあげてください。
最高気温が信じられないことになっているというよりは、暑い期間が年々長くなってる感じですよね……。
昔は、お盆を過ぎれば朝晩が涼しく感じられたもんですよ、これはまじで。
中学時代、10月が衣替えのシーズンでしたが、少なくとも去年の10月は、セーラー服の冬服なんて、とってもじゃないけど着れなかった。
とはいえ、10月の最初の1週間は夏服でも良かった記憶があるから、そんなむちゃくちゃ夏が長くなってるってわけでもないのかな?
統計的にどうなんでしょうか?
確か、50年前から平均気温が2度ほど気温上昇してるんですよね。
平均して2度ってすごくわかりづらい。
冬の極寒の時期が減り、猛暑の日数が増えてる感じなんだろうか?
どういう風に増えてるんだろ?
ただ、「地球は温暖化してない」って言う人には近寄りたくないですけど。
そんなに劇的にじゃなくても、温暖化してるのは間違いないと思うので。
……っていうより、その主張をしている人たちの著作とかを見たら、漏れなく「世間の逆張り」なので(笑)
世間の逆張りしたがる人って、何が目的なんだろう。
目立ちたいんだとしか思えない人ばっかりなので、私は近寄らないようにしています。
ただ、梅雨明けのときは、
「暑くて倒れるかも」
と思ったし、
「自分が汗臭くて倒れるかも」
と思ったんですが、酷暑が1週間続くと、汗のにおいがさほど気にならなくなりました。
暑さに慣れるのは、人間の常ですね。
汗のにおいが気にならなくなったのは、汗をかくことに体が慣れたため、実際に汗のにおいがましになったのか、それとも匂いに慣れたのか、どっちでしょうか?
ということで、夏の初めに、
「どれだけ暑くなるのか心配」
と感じる必要は、さほどないかもしれません。
むろん、熱中症対策は重要ですが、暑くても、いつかは秋が来るのよ。
とりあえず、今週末の熱波を乗り切らねば。
がんばろう。
お~。
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