今日は八朔ですね。
朔日(ついたち)の「朔」が、新月を意味するということは、知っている人は知ってるけど、知らない人は知らないでしょう(笑)
「ついたち」の語源は「つきたち」。
つまり「月が立つ」日がついたちなんです。
30日は「晦(つごもり)」ですが、これは「つきごもり」が語源。
月が籠って新月になるわけですよ。
もちろん、今は太陽太陰暦なので、晦と新月はずれちゃうんですが。
ということでもちろん、八朔もずれます。
旧暦のはっさくは、稲に実がつくころだったんだそうです。
だからこそ、八朔は特別な日だったんでしょう。
さて、去年、出穂の写真を撮影した日を見たら、8月11日でした。
「出穂」は「シュッスイ」と読むのですが、私はどうしても「シュッポ」と読んでしまう。
稲の穂がですね。
「しゅぽっ」
と可愛い声をあげて出るシーンを想像しちゃうんですよ。
ね?
可愛くありませんか?
ということで、旧暦の八朔のころ、水田を見たら、稲穂が「しゅぽっ」と出てないか、確かめてみてください。
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