宿は上越妙高駅そばで、近くに釜蓋遺跡があります。
朝の釜蓋遺跡。
弥生時代後期から古墳時代の環濠遺跡で、この地方の中心的な地域だったと説明されていますが、妙高山の存在感が大きいと思う。
揚雲雀の声に若草、雪を残した美しい山。
そりゃあ人が集まってくるわ(笑)
翡翠の産地が近いので、翡翠の勾玉も見つかってるみたい。
勾玉製作体験は、柔らかい石と硬い石から選べるんですが、
「硬い石って翡翠ですか」
と聞いたら、食い気味に
「翡翠なら、250円で提供できませんよっ」
と言われました。
聞く人多いんですね(^_^;)
でも一応聞くよね(笑)
翡翠は日本の国石です。
遺跡などから出土する宝玉は、翡翠のほかにも出雲石やら水晶やらがありますが、一般社団法人日本鉱物科学会さんの説明によると、
1.日本で広く知られている、国産の美しい石であること。
2.鉱物科学や地球科学の分野はもちろん、他の分野でも世界的な重要性を持つこと。
また、必須ではないが、望ましい項目として以下を設定しました。
3.長い時間、広い範囲にわたって日本人の生活に関わり、利用されていること。
4.その石の産出が現在まで継続し、野外で見学できること。
5.野外での見学が、法律による保護などによって持続可能であること。
が、選定理由なようです。
なるほど。
出雲石は私人の山である花仙山から産出するので、産出はもうほとんどされていませんし、一般の見学はできませんもんね。
水晶は、地球上のあちこちで産出されるので「日本の石」という感じじゃないし。
日本書紀や古事記にも、大国主が越の沼河姫に求婚する話が出てきますが、越は翡翠で富んでいたと考えられています。
翡翠海岸では翡翠を拾えるといいますが、正直、素人には選別が非常に困難(^^ゞ
でも、とりあえず探してみようということで、親不知までやってきました。
前日電車に乗り合わせた地元の方に、
「ヒスイ海岸より親不知のほうが、まだ拾える確率が高い」
と聞いたので。
……正直に言えば、えちごトキめき鉄道のひすいラインに乗りたかったという方が強いんですけどね(笑)
厳選したの。
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