絵心は一切ないのですが、葛飾北斎は好きです。
どこが……と聞かれると困るんですが、見てるとスカッとするな、と。
どこにスカッとするのかと聞かれたら困りますけど(笑)
そんなわけで、長野に行くなら小布施には行こうと思っていました。
時間がもったいないので、まずタクシーで岩松寺ヘ。
21畳もの大きさに描かれた、八方睨みの鳳凰が有名です。
岩絵具で描かれたためか、一度も修復されていないとは思えない鮮やかさです。
個人的に、信仰とは「誰かに見られている」という意識を持つことだと思っています。
つらいときに見守られ、調子に乗ってるときには見張られ、いつも誰かが私を見ていると思って生きることが、信仰かな、と。
だから、寺院に八方睨みの鳳凰や龍がいるのは、納得なんです。
境内には、小林一茶が
やせがえる 負けるな 一茶 ここにあり
と詠んだ蛙戦の池もあります。
アズマヒキガエルが、生殖のための争いを繰り返す場だそうですが、今の時期は、アマガエルがいっぱいでした。
池に繁茂しているのはコウホネ。
花言葉は「この恋は危険」(笑)
それにしても、あの小林一茶に生殖の応援をされたやせがえるは、いかにも心強かったであろうと(笑)
せっかくなので、八方睨みの鳳凰の制作にかかる費用4500万円を援助したという高井鴻山記念館にも来ました。
そして北斎館ヘ。
北斎館にも鳳凰がいました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240522/12/norichan-obachan/9c/e1/j/o1080060715441926303.jpg?caw=800)
目つきがちょっと(笑)
ただ、見たかった白拍子の肉筆画は常設してないそうです(´;ω;`)
観たことはあるのよ、数度。
でもまた観たかった。
思ったよりやることなかったので、宿に向かう。
長野県広すぎ(^_^;)
移動だけでも大変です。
取材や執筆の依頼・お問い合わせは
![大阪の取材ライター醸工房](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww.norichan.jp%2Fimage8%2Fbanner.png)