ナショナル ジオグラフィックの記事を閲覧していたら、
“話す”死体で殺人事件を解決、200年前まで続いたある「神判」
という記事が目に留まりました。
タイトルにある「神判」がクルエンテーションで、死体のそばに殺人者が近づくと、血を流すという「現象」なんだそうです。
当然非科学的であり、17世紀から18世紀ごろまでには廃れたようですが……。
これを読んで、中学生のときに聞いた、とある話しを思い出しました。
旅先で、若者が頓死したそうなのです。
死体が帰宅して、とある女性が彼の遺体を覗き込んだところ、勢いよく鼻血を噴き出した、と。
そこにいた年かさの親戚が、
「誰かにとても会いたいと思いながら死んだ人は、死んだ後にその人と会えたなら、体から血を流すものだ」
と言ったというんですね。
どういう理屈なんだろうと思いましたが、その親戚は、クルエンテーションのことを知ってたのかもしれないですね。
あるいは、その死体にとって「忘れられない人」がそばに近づくと、血を流すというようなことが……まぁ、あるわけないと思うけど。
そして、芋づる式にもう一つの話しを思い出しました。
白い蛾の話しです。
一人の女性が、恋人からひどい仕打ちを受けて自殺するんです。
その日から、くだんの恋人の周囲には、白い蛾が現れるようになる。
道を歩けば肩にとまる。
飲食店に入れば、机にとまる。
職場に行けば、ホワイトボードにとまっている。
そしてあるとき、出張先のホテルで彼は、信じられないものを目にします。
窓ガラスいっぱいに張り付いた、白い蛾の群れ……。
彼は発狂したというのですが、その解説に、「人が強く後悔するとき、ある種の昆虫が反応するフェロモンを出すことがある」と書いてあったんです。
そして、「ある種の感情になったとき、ゴキブリのフェロモンとよく似た物質を出すらしい」とありまして、「どんな感情なのか、詳しく説明してくれ!!」と思ったものでございます。
多分与太話だとは思いますが……平常心で行きましょう。
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