古代メキシコ展が、やっと大阪に巡回してきました。
友人とも来る約束をしてるんですが、テレビででも宣伝された日にゃあ、アホ混み必至なので、今のうちに一度来ておこうと。
この展示、なんとすべて写真撮影OK。
なので、図録は買わない(笑)
古代メキシコと一言でいいますが、オルメカ、ティオティワカン、マヤ、アステカそれぞれ特徴が違い、門外漢にはどれがどれだったかわかりません(^^ゞ
気になったのは、ティオティワカンの主要神である「ケツァルコアトル(羽毛のある蛇神)」。
なんでそんな名前で呼ばれるんだろう?
現代の感覚だと、羽毛のある蛇言うたら恐竜ですがティオティワカンのケツァルコアトルは、人類に火を与えたトリックスターであり、その役目を担うには、恐竜には荷が軽すぎやしないか。
他の国や地域で、火を与えるのは、カラス、コヨーテ、プロメテウス。
身軽な動物だよね。
独特やわ、中央アメリカ。
あと、トウモロコシの神様がすごく重要視されています。
トウモロコシは、人類最古の品種改良種と言われていたはず。
つまり、実が弾け飛ばないまま朽ちる今のトウモロコシは、人の手が加わらなければ繁殖しないんです。
本来弾け散っていたと考えられるトウモロコシが、いつ、どこで今の姿に改良されたのか。
しかし、それにしても造形が写実的。
「支配者の土偶」と説明されていましたが、日本人が「土偶」から連想するものとは、だいぶ違うでしょ(笑)
ここまでデフォルメが少ないと、むしろ創造性がない感じがしちゃう……のは、私だけか(^^ゞ
これはやっぱり、一人で見るのもったいない。
誰かとツッコミながら見ることをお勧めします。
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