5月28日に地元自治体の健康課に宛てたメール
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●ワクチンの優先接種について
政府の指針では、ワクチンの優先接種の順番が、
>医療従事者->高齢者->基礎疾患・施設職員->一般
となっていますが、
東京都では既に警察・消防職員の集団接種が進められており、
大学施設を利用した集団接種では学生を優先した集団接種も検討されています。
「施設職員」には保育施設は含まれていませんが、
変異型は子供の間でのクラスターも懸念されており、
特に毎日多くの子供との接触が避けられない保育職員が感染源となるリスクは、
子供の親からの感染に比べても桁違いのリスクを伴います。
保育職員が子供から感染しないようにする必要もあります。
保育所に子供を預ける親の心配を減らすためにも、保育職員への優先接種をすべきと考えます。
1.「施設職員」と同時期に保育職員への接種も行うよう意見致します。
(市内の施設であっても職員が他市の住民である場合の調整が必要です)
「一般」の接種が終るには、国の目標の1日100万回が達成出来たとしても、
2回の接種が終るのは年を越します。
その長さを考えますと、一般の中でも、何らかの優先順位を付ける必要があると考えます。
2.社会的影響と感染抑止の観点から、以下の順で接種を行うよう意見致します。
(1) 対面授業を受けられず、社会生活が破綻している学生(高校~大学)
(市内の住民であっても遠隔地の大学等に通っている場合、並びに、
市内に通学する学生が他市の住民である場合の調整が必要です)
(2) 妊婦、及び乳児を育児する世帯
(3) 感染率の高い20代、6歳以下を育児する世帯
3.上の意見に絡めて、ワクチンの優先接種について、日野市としての計画がどうなっているのか、ご回答をお願い致します。
●接触感染対策の強化について
より感染力の強いインド株が蔓延した場合、感染力が更に1.5倍となると、
現在の緊急事態宣言(1週間で80%に減少)と同じ対策では、
逆に120%に増え、高齢者のワクチン接種が完了していても感染者の増加は年内一杯止りません。
個人の行動自粛(人流の減少)によらない感染対策の強化が必要である事は明白です。
1月にも満員電車の吊り革による接触感染のリスクは指摘していますが、
濃厚接触者にならないはずの市内複数の郵便局での感染も発生しているようです。
郵便局では客の出入り時の手消毒が徹底されていない現実もあります。
日野市の感染者の7割が感染経路不明(東京都平均は6割)であり、
そのほとんどがウイルスが付着した「物」を介した接触感染と推定されます。
実際の市中感染者は4倍程度、日野市の陽性者が1日平均5人の場合、15人程度の新規感染者が発生している事になります。
5日間感染させる期間がある場合、市中にいる感染者は50人以上(4000人に一人以上)という事になります。
1日1000人の利用がある施設では、4日に一人の感染者の利用がある計算です。
4.以下の内容で市民への接触感染対策の徹底を呼びかける事を意見致します。
(1) 施設に入る場合は、必ず手消毒をする。待っている間に窓口テーブルには触らない。
※施設内ではマスク・未消毒のスマホはなるべく触らない。外したマスクはアルコールスプレーで消毒(匂いも消えます)。
(2) 電車通勤では、つり革・手すりをなるべく触らない。触る直前に手にアルコールを。
(消毒せずに触ってしまった場合は、手を離してからマスクや他の物を触る前になるべく早く消毒・手洗いする)
(3) 現金や郵送物でも感染のリスクがあるので、触った後は手を洗う(レジ清算後、店を出る前にも消毒)。
※物に付着したウイルスは2日間放置すれば感染力が無くなるとされています。
PCR検査を拡大せよとしつこく迫る団体もありますが、
推定感染率が0.1%にも満たない層を定期検査しても税金の無駄です。
クラスターリスクの高い施設勤務者と、電車通勤者など日常の移動が多い層に絞って、
消毒用アルコールスプレーの携帯を義務付けるのが最も安上がりで効果的です。
5.市内施設勤務者と、電車通勤者(市内・外)向けに、携帯用アルコールスプレーの無料配布を意見致します。
現物は、ダイソーの「アルコール除菌スプレー」(30ml)またはセリアの20mlスプレーボトルが最適です。
施設へは人数分を直接配布、電車通勤者は定期券の確認により駅もしくは薬局等での無料配布するのが良いでしょう。
※医療機関でもアルコールスプレーの携帯を義務付けている所はあまり無いようです。
以上、1~5の件、よろしくお願い致します。
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6月4日の健康課からの返信
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<ご意見・ご提案内容>
1 施設職員と同時期に保育職員への接種を行うこと
2 社会的影響と感染抑止の観点から、以下の順で接種を行うこと(学生、
妊婦、20歳代、育児世帯等)。
3 上記を絡め、ワクチンの優先接種について、日野市の計画がどうなって
いるか?
【回答】
日野市では、原則として国が示す接種順位にもとづき、まずは65歳以上の高
齢者の方から接種を開始し、次いで基礎疾患のある方・高齢者施設等に従事
する方・60~64歳の方について接種予約を受け付けます。その後は、年代ご
とに接種予約を受け付け、接種を進めてまいります。
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これって0回答。
やる気無しって事ですな。