前回に続き、昨年度末時点(2024年3月31日時点)の関東・北陸・甲信越地方(東京都は別)の少子化の実態を自治体別に集計した概要を掲載する。
人口10万人前後の中核都市でも最近の年齢別人口がHPに掲載されていない自治体があり、問い合わせして入手できる場合もあるが、一部は代用出来る近い数字で置き換えて集計している。
出生率(親が30歳で計算)は、男女合計の人口で計算しているので、平均0.03程度低い数字となる(男の方が5%程度出生数が多い)。30歳前後の男女比や、年次毎の人口変動の影響も受け易いが、いわゆる合計特殊出生率と比較して差は0.1程度に収まる「はず」である。(人口の少ない自治体では実態との乖離は大きくなる)
「人口充足率」は、平均寿命を80歳として、現在の人口を維持するために必要な0才児の人口(出生数)を全人口の1/80として、これに対する0才児の人口割合を示す。高齢化が進んでいる場合は、死亡数が多くなるため、100%でも人口は減少する。
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県
千葉県
神奈川県
新潟県
富山県
石川県
福井県
山梨県
長野県