マイ・ファニー・ヴァレンタイン(ミルト・ジャクソン) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

My Funny Valentine - Milt Jackson Quartet

Vibraphone – Milt Jackson
Piano – Horace Silver
Bass – Percy Heath
Drums – Connie Kay

Recorded : Van Gelder Studio, Hackensack, NJ, May 20th, 1955
Album : Milt Jackson Quartet

ディージー・ガレスピーのビッグ・バンドで一緒だったミルト・ジャクソン、ジョン・ルイス、ケニー・クラークが中心になって’51年に結成されたMJQ、当初はミルト・ジャクソン・カルテットという名前だったようですが、翌年にモダン・ジャズ・カルテットに名前をかえたそうです。
この間演奏する路線で色々あったようですが、結局クラシックの室内楽とジャズを融合させるというジョン・ルイスの方向になったようで、ケニー・クラークは去り、ミルト・ジャクソンは残ります。
このアルバムは初期のMJQのジョン・ルイスの代わりにホレス・シルヴァーが入った編成で行われた演奏です。
ホレス・シルヴァーといえばバリバリのハード・バッパーだと思いますが、驚くほど大人しいので、演奏を聴いただけではシルヴァーと言い当てるのは難しいです。

今日はヴァレンタインデー、まったく縁がありませんので、一人”明治のチョコレート効果”を口に放り込んでます。

 

 

以前書いたこの曲の記事はこちらです。