プレリュード・トゥー・ア・キッス(ジョー・ワイルダー) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

Prelude To A Kiss - Joe Wilder

Trumpet – Joe Wilder
Piano – Hank Jones
Bass – Wendell Marshall
Drums – Kenny Clarke

Recorded : New Jersey, January 19, 1956
Album : Wilder 'N' Wilder

’50年代にディージー・ガレスピーやカウント・ベイシー楽団に在籍した後ニューヨークでABCテレビやブロードウェイ・ミュージカルのスタジオ・ミュージッシャンとして20年近く活動するので、彼の演奏については殆ど馴染みがありません。
’60年代にはニューヨーク・フィルと共演したり’65年~’71年まで”New World Symphony”というプロのオーケストラでの演奏家を育てる教育機関で指揮も務めているので、彼のトランペトの音にクラシックの香りがするのはそんなことが理由かもしれません。
ジャズ・トランペッターとしてはクラーク・テリーとは違った意味で個性的な”音”で叙情性のある優しく包み込むようなソロを聴かせる人です。

 

 


以前書いたこの曲の記事はこちらです。