プレリュード・トゥー・ア・キッス(キャロル・スローン) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

イメージ 1

 

Carol Sloane - Prelude To A Kiss 

 

 
Arrangements by Bill Finegan and Bob Brookmeyer. 
Bob Brookmeyer (vtb)
Nick Travis (tp, fl)
Clark Terry (flgh)
Bernie Leighton (p, celeste)
Bill Finegan (celeste)
Al Klink (fl)
Jim Hall (g)
Art Davis, George Duvivier (b)
Walter Perkins (d)
percussion; harp; strings and woodwinds sections.
 
Recorded : Columbia 30th Street Studio, New York, November 27, 1961 - January 27, 1962
Album : Out of the Blue
 
僕は単調でつまらないメロディのような存在です。
でも、貴女が振りむいてくれるなら、
シューベルトやガーシュインのような素敵な交響曲に代わるはずです。
あなたの口づけを待ちわびるプレリュード。
というような詩が付いた大好きなエリントン・ナンバーの一曲です。
 
キャロル・スローンは’51年に14才でプロ活動を開始します。’61年にランバート・ヘンドリックス・アンド・ロスがヴィレッジ・ヴァンガードに出演する時、アニー・ロスの代わりを務め、表舞台に登場したそうです。
これを機にコロンビアと契約し数枚の録音をしましたが、バーブラ・ストライサンドの亜流などと言われ、あまり評価されず、廃盤になっていたようです。彼女が再評価されたのは’70年代後半になってからだそうです。
色んな人が歌ってますが、温かみのある人柄が感じられるこの人の歌が好きです。
 
以前書いたこの曲の記事はこちらです。
Barney Kessel 
Duke Ellington
Marcus Roberts
Oscar Peterson