村上 龍
コックサッカーブルース

久しぶりにこの本を読み返してみた

これはとても懐かしい思い出深い本だ。


龍さんにはまってどうしようもなく好きだったコロの本。


それからずーーっと読んでなくて、でも捨てられなかったし

図書館で借りた本も品切れで、ちょうどイイ!と思って読み返してみる


とても刺激的な内容でグイグイ引き込まれた。という印象が

強かったけど、改めて読み返してみると、いろいろ思うこともある(笑)


エロ雑誌の編集社をやってる主人公

家に帰ると知らない女が部屋にいる。

流しに洗面器をおいてほうれん草がつけてある。

頭が足りないのか?謎のまま女はいなくなる。

その直後から自分の周りでおかしなことが起こり始め。

「ドラゴンツリーフェスティバル」隠密なSMパーティーで

女の子が電気のこぎりで切り刻まれた!?。。。。

なぞがなぞよぶじゃないけど(笑)

出てくる人出てくる人おかしくて、癖があって一筋縄じゃいかなくて

ドラゴンツリーって?主人公はどうなるの???と、

グイグイと読ませる。


でもなんか。。。後半戦、というか結論は辻褄あわせっぽい気がして・・?

話がリアルからファンタジーになっちまったような

過激なSM描写も、自分が刺激になれたのか(笑)

そんなに興奮しなかったし。目新しい気がしない。


でも、私がこの本を読んだ当初

こんなに先が知りたくて、先が想像できない本はなかった。


なので、今でも大好き


新堂 冬樹
無間地獄

ほんと何気なく、図書館であと一冊かりたいな

何がいいかなぁ~と思って借りた本。


なかなか面白くて、はまってしまった

元来こういうのがすきだからかもしれない(笑)

表紙だけ見ると、ホラー小説のように見えるけど実際はそうじゃ

ありませんでした。

図書館で借りる本って、帯がないから何の知識もなく借りると

全然違う本っていうのありますよね。


読んでて一番思ったのは、この主人公の不幸な境遇といい

どこにも逃げようもないどんづまりの状況や追い込まれ方に

馳星周さんを思い出さずにはいられなかった

馳さんの作品が以前かなり好きだったのもあって、私的には

好みだったのだ。


主人公の悲しすぎる過去

そして闇金に追い込まれ金のために裏切りを続けていく男たち。


そして同性愛者。


読み出したらとまらない。

たいして長編じゃないかと思ったけれど、なかなか量もあった

そこもよかったですね。


面白かったです

新道さんは、以前に「吐きたいほど愛してる 」でうーん??と

思ったけど、なかなかいいかも

デブで不潔で油ぎっしゅな描写はここでも健在でした(笑)

西 加奈子
あおい

超期待の作家さん。

期待どおり、作ったわけじゃない若さっていうか、ほんとの若さが

そういうのがにじみ出てた

若さっていっても、なーんていうのかな?

あの「蛇にピアス」の金原ひとみさんみたいなのじゃなくて。

自分が好感をもつ若い人(笑)

高校生とかギャルとかじゃなくて(笑)

オシャレで、ユーモラスで、感性豊か、そしてどっかクール。

登場人物の生活や、言動にそのまんまでてる気がした


二つの物語がはいっていて、どちらも気取らない関西弁。

そこがまた癒されるし、笑えたり。


私は二編目の「サムのこと」がよかったなぁ~

すっごいウケる!!!

でもジンときたり

人が亡くなったときって、勿論悲しいけど、実際こんな風だよな。とリアルに感じられた。


「あおい」は再生がテーマなのかな

これまた笑えない話だったりもするのに、笑っちゃう。


登場人物が、静かに面白い人ばっかり。


すごくイイ人とか、すごくできた人間なんていなくて、あぁーあ

と思いつつ、人にやなことしちゃったり。情けなかったり、みじめだったり。


悲しい過去や記憶があって、傷を癒したいけど

でもそれだけのために生きてるわけじゃない。

それだけ考えてたら生活できないし。


結果オーライでよかった。

自分のせいです。って言って逃げてばっかのさっちゃんが

カザマ君だけには、あんたのせいだ。と思えた


とてもよかった。


「さくら」が楽しみ。

買おうかな。




重松 清
流星ワゴン

ずっと読もうと思っていたのに、借りずじまいだった本


SF?ともいえる、ちょっとありえない設定ではあります

バックトゥーザフューチャーみたいな話なんだけどそこまで

エンターテイメントしてない(笑)みたいな


それを補うに値する、主人公カズ、同朋(であり親父である)チュウさんとの

やり取り(後半)が泣けた。


人生にやり直しは聞くのか

逆に言えば、過去の大事な時期に戻ってのやり直しは

神様だけの領域。

でも、過去は変えられなくても、これからを変えていくことはできる。

最低サイアクの現状。

相手を許すことができれば、立ち向かえるのかもしれない。


主人公の家族の再生の部分より、亡くなる前の父親との

部分に泣けた。

三組の父と息子。全部よかった


いい作品です。


久しぶりにTBステーションのお題でも。


わたしの図書館活用法は・・・


っていうか、活用法も何も最近の私の読書生活をささえて

くれているのは一重に図書館さまのおかげであります!!

ほとんどの本を図書館で借りてすませている。

ananだって立ち読みと図書館でまかなっている。

「ザ・ギンザ」と「ELLE atable」を置いてくれるともっとイイ!


あと二ヶ月経つと市から郡に引っ越すわたくし。

今使ってる県立図書館(職場と実家に近い)と、なんと村立(?!)図書館(新居に

近い)のふたつの図書館を駆使してどんどん本を読もうとたくらんでいるわたくし。


「半島を出よ」なんかは、村立図書館のほうが入荷が早くて

何故か?!予約者もいなかった!

恐るべし、村民の読書傾向!!!(笑)

ネットでそれを調べた私は密かにほくそえんだのでした。


図書館をこんなに利用するようになったのは、ほんと一年半前くらいから。

それまでは、律儀に本屋で買ってました。だいたいハードカバーで。

予約待ちなんて流暢なこと言ってられなかったし、なんか誰かもしらない人

が読んだ本が苦手だったりした。


それが今となっては、料理本ですら図書館で借りてきたり(結局気に入ると

Amazonで購入しちゃうけど)、新婚旅行のハワイのガイドブックでさえ

図書館で借りて持っていこうなんて考えている。


なんたってタダ!(笑)フリー!

こんな素晴らしいことはない!


ありがとう図書館

これからも、よろしくお願いします


フォーエバー!!!(笑)

気づくのが遅くなってしまいました、私にもバトンが廻ってきていました!


sakuraiさん 、ありがとうです!



・今部屋の棚に並んでる蔵書の冊数 最後に買った本(マンガ)


本棚にはほとんど本はありません
嫁入りにむけて、保存しておいた本はフリマで売る、売れ残りは
ブックオフで売る。
また売れる状態じゃなかったものは、資源ごみで出してしまいました。
今あるのは、村上龍さんの「コックサッカーブルース」と魚喃キリコさんの
「南瓜とマヨネーズ」くらいでしょうか。


・今読んでる本(マンガ)


「あおい」
話題の西加奈子さんの作品です
とても楽しみにしていたので、サクっと読めてしまいそうですが
もったいないのでゆっくり読んでます(笑)


・よく読み返す本&または自分にとって特に思い入れのある5冊


1.私のブログで一番登場回数が多いであろう
「南瓜とマヨネーズ」魚喃キリコさん


これは、とても思い出深い漫画。

安野モヨコさんや桜沢エリカさんも以前は大好きで、たくさん持ってましたね
でも、なんていうんだろう?
おしゃれな感じでは楽しめても魚喃さんのように、せつないっていうか
日常を感じることができるマンガはあまりないかも
sakuraiさんもお勧めしていた「Strawberry shortcakes」も大好きです。

女の子って、キレイなことばっかじゃないし、ズルかったり傷つけたり

自分かわいさにひどいことしちゃったり。そういうとこがリアルでいて

優しくかかれている。


2.「イン・ザ・ミソスープ」村上龍さん
これも自分のブログで触れているので、省略
こういうスリルというか気味悪さというか、危機感を書いたら
天下一品。
彼の書く、男性の主人公は魅力的な人ばかり
マイフェイバリットの作家さんです、龍さん大好き


3.「ハネムーン」よしもとばななさん
これも、ブログで書いてますね。
何せ読んでる最中、ポロポロ涙がこぼれて、何がそんなに愛おしいのか自分
でもわからなかったです(笑)
そのときの自分の気分にピッタリきていたのでしょうね
彼女は「ハゴロモ」「虹」などほかにもたくさん好きな本があります
彼女が人間以外のもの(動物や植物)を描くと、あまりの愛おしさに涙が出ます


4.「海の仙人」絲山 秋子さん
最近読んだなかではとても良かったので印象に残ってます
「袋小路の男」もよかった。
でも彼女の作品は私には当たりはずれがあるというかなんというか?
この二作品は良かったです。


最近読んでいる本はほとんどこのブログで書いてあるので
あまり参考になりませんね
瀬尾まいこさんも、全部すきです


・お気に入りのテキストサイト(ブログ)


最近は料理系のブログを発掘してみています
その中でも、ずっと前から毎日のようにチェックしているのが
こちら


おいしい時間


とても素敵なサイトで、自分もこんな家族を作っていきたい

彼女の毎日のご飯も素敵ですが

頻繁に更新されるnoteに書かれるコメントはとてもイイです

子供愛する気持ち、旦那さんとのこと。日々のこと、趣味のこと。。

癒されたり、自分もがんばろうと励まされたり。



それ以外では

大好きな料理家、高山なおみさんのサイト


ふくう食堂


こちらの日々ごはんは本にもなってますが、素敵です



・今読んでいる本 好きな作家 。

・よく読むまたは、思い入れのある本 この本は手放せません!

この辺は、上記のものと一緒になってしまいますね
好きなのは、村上龍さん、山田詠美さん
最近、自分の日常が落ち着いてきたのが影響してか?
年齢のせいか?
よしもとばななさん、瀬尾まいこさんが好き
そしてこれからの西加奈子さん、絲山秋子さんなどの女性作家に興味があります。


読んでる本も、見ているサイトも、私は今、穏やかで長くて深い

愛情をもてる相手を求めているのかもしれない。

家族を作ることに興味津々なのかも(笑)

ほんの5年前くらいには、SEXと暴力がメインのものが大好きだった

癒しなんか求めてなかった。

このバトンが廻ってきたおかげで、最近の自分に気づいてみたり。


あまり参考にならない記事になってしまいましたが

私はこんな感じです。

読んでくださったかたありがとうです。

バトンはまわさずに終わります。


著者: 吉村 萬壱
タイトル: バースト・ゾーン―爆裂地区

久々にのめりこんでしまった(笑)


読んでる最中にエグくてグロくて残酷で、顔をしかめてしまった

本は久しぶりだ。


人の命がなんの感慨もなく失われていく。

テロリンとは、何?

実在するのか?

神充とは?

狂った世界、極限に追い込まれた人たち。

この国はどうなっていくのか。


元来そういう系が好きなので(笑)

これは面白い、と夢中になって読んでしまった


これは読んでみないとわからない。


面白かったのでお勧めです。

でも好き嫌いあると思います(笑)


著者: 恩田 陸
タイトル: 夜のピクニック

本屋大賞?受賞作。

本屋でずっと前から予約待ちしていたがなかなか

順番が回ってこなかったところ。

上司が貸してくれた

彼の母校の歩行祭が題材になってるんだそうだ。

これは映画化もするんだね。


高校の一大イベント歩行祭。

修学旅行の代わりに一昼夜歩き続ける。

ただ歩くだけなのに、どうしてこんなに特別なんだろう。


私も中学の時に、この歩行祭の小さいバージョンをした

ことがある。

ほんとただ歩くだけなのに、歩き終わった後は一緒に歩いた

友人と、すごく距離が近づいた気がした。


この小説の主人公、貴子と融は異母兄弟である

融の父親が、ほかでつくった子供が貴子なのだ

高校三年生にして同じクラスになってしまった二人

この二人の和解を軸に、各々の友人たちとの心の交流が

描かれる。


ただ歩いてるだけなのに、その話なのに

とても面白かった。

そして、高校時代というかけがえなのない時間、友人

のことを思い出した。


老若男女、だれが読んでも楽しめて、懐かしいような

まぶしいような気持ちになれる作品だった

著者: 石田 衣良
タイトル: 反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパーク 5

ご存知人気シリーズの第五弾。

私も石田衣良さんは好きなので、読んでます


おなじみの果物屋店番兼ライターのまこっちゃん。

今回も様々な事件に足をつっこんでいきます。


今回の事件に関してはあまりハードじゃないものばかり

また、何かあると必ずキングにお金を払って解決

って感じに思えて、少々飽きてきたかも。

表題作も、最初からこの女医怪しいって思ってました。


まことの優しくて、まっとうな気持ちを持ってるところは

相変わらずで、人徳というか、なんというか。

その魅力で、つい読んでしまうんだな。


寅さんや、金田一みたいに(例えが変?水戸黄門や釣りバカかな?)

毎度、同じパターンでありながらも、魅力的で憎めない登場人物たちと

また逢いたいので、このシリーズは続いて欲しいですね。