短篇ベストコレクション
日本文藝家協会
短篇ベストコレクション―現代の小説〈2006〉

これはシリーズものなのですね。

ほんとうにビックリするくらいにそうそうたる顔ぶれです

特に女性人が私のツボを刺激しまくりです(笑

たとえば、田口ランディさんや、瀬尾まいこさん。そこに小池真理子さんなんか入ってるんですよ。

男性陣も石田衣良・萩原浩さんなんかも書いてます


2006年のベストセレクション。ということなのですが、私にはいまひとつ。

短すぎるせいかなぁー(当たり前なんだけど)


でも、↑に書いた作家さんのは、キャラがたってるといいますか。らしい感じがしててよかったです

特に荻原さん、ランディさん。

あと新宿鮫の番外編みたいのが何気によかったです(笑)



色んな作家さんを知ることができるのは嬉しい限りです

通勤の電車の中で、ちょこちょこ読むには最適だったので

これ以前のコレクションも読んでみようかなと思いました。

山本 幸久
幸福ロケット

小学5年生同士の、恋愛。家族、友情、そして未来への希望。

なんかよかったです。

すごく大きな事件とか、泣かせようという意図はまったくないのだけれど

子供ながらにけなげな様子や、色々考えているところ。

親が子供を愛おしく思う気持ちの大きさなど。

胸がせつなくなります。


二人の恋愛もいい

今の小学生は、こんな風なのかなぁー

ちゃんとはっきり気持ちを伝えてる。その素直な言葉がいいですね

意図せずでてきた、本音の好意

そしてこれから先。この二人はちゃんと再会できるのだろう、きっと


コーモリのカワイイ願かけ

町野さんの最後の強がり、そして優しさ。

鎌倉先生の、子供を一人の人間として扱う態度


どれも、大げさな文章ではなく、スラっと書かれていていい感じでした

川上 弘美
夜の公園

旅行に行く道すがら読んだ本です

サラっと読めてしまった


うーーん。設定じたいは面白くなる?と期待したのですが

盛り上がりにかけたまま、終わってしまった気がします

最終的に、子供ができて、幸せなんだろうけど。もっとちゃんと幸せになってほしかった


ほんのちょっとだけ山田詠美さんの「AtoZ」(私の大好きな本)を

おもいださせるけど、大違い。

もっとシャレてて、熱くて、胸がキュンとなるような大人の恋愛で

あって欲しかった。


出てくる男たちが、弱いです。

押しも、魅力も、今一歩。

待ち合わせ場所で、二組の不倫がバッティングするあたりはワクワクしたけど

尻つぼみ

みんなが主人公に片思いしてるみたい。


渡辺 淳一
愛の流刑地〈上〉
渡辺 淳一
愛の流刑地〈下〉

もーーう、図書館で何人待ちだよ?!

ってなくらいに待たされましたよ


が、なんでこんなに人気があるわけ?????と

心底不思議になっちゃうくらいに、つまらない。


一章一章ごとに?二人が新たなHの技(とはいえ、舐めたり咥えたりだの 笑)

ある意味、普通の人だったらそんなに力まないでやってることでは??って

ことを、さもすごいことのように、書いてあります。

普通いっかいのHでそれくらいするって!と突っ込みたくなるね(苦笑)

最終的には、Hの最中に殺して。といったのを真に受けて。というかお互い官能のるつぼで

加減がわらなくなって。最愛の女性を殺してしまう。殺意はなしに。。

愛する人に殺されるなら本望とかいってもねぇ。実際殺人だし、結果お互い不幸なんでは?(笑)


それにしても、下着は白のシンプルなスリップ。

中に何もつけるな、といったのにショーツを履いてようもんならお仕置き(苦笑 っていってもたいしたことではない)

イクときに「ください」と言ったとか、今まで感じたことのなかった女性にはじめての快感を教えた

だの、「私をこんなにして(こんなにHにして、という意味)どうしてくれますか」だの、

そりゃーーーもう、古臭い。こんなん50過ぎのおやじしか喜ばないよ!!と

突っ込みいれたくなります。どうせエロならもっと徹底的にやって欲しい!


これがバカ売れしてるなんて、日本は平和だ。


とにかく苦労して、予約待ちする意味がなかったNo1な本でしたね。

以前から大注目の海外ドラマ「ロスト」


昨晩また続きを見ました。

ぜーんぶ一気に見るのもいいですが「結婚できない男」の阿部ちゃんの

ように、一日の楽しみに1話ずつ見るのがいい感じです。


謎の飛行機事故で無人島にたどり着いた乗客たち。

沢山の乗客が死んでいく中、残された人たちにしのびよる恐怖。

それは、得体の知れない化け物であり、素性の知らない仲間である。


今は4話目ですが、また新たな注目の登場人物が。

彼は1話目から、何か不審な?不思議な?動きをしていましたが

彼におきた、奇跡。それが主題ですね。


奇跡だけでいえば、いいものでありちょっと感動すら覚えるんだけど・・

彼にも、隠された過去が大いにありそうです

何かたくらんでそうな?(笑)

一癖も二癖もありそうな予感。


そしてもう一つ、夫をなくした女性の悲しみと夫婦愛。


ネーミングとプロモーションだけでは、サスペンスドラマ

で片付けられてしまいそうですが、結構深いです。

ホロっとするところあり、考えることあり、そして本来のサスペンスタッチ満載です。


面白いですねぇ~。

結構他の方のブログを見てみても、次回を楽しみにしている方が多いよう

私は、まだ途中、というか序盤で

謎が謎をよび、これから何が明かされていくのか?

楽しみな状態です。

夏の楽しみは、LOST鑑賞!で決まりでしょうか(笑


お勧めです。


はっきりいうと、まったく興味がなかった映画だったのですが

甥っ子が珍しく見たいというので、母や姉も一緒に、家族で見てきました。


なんかすごい泣けるのかと期待していたのですが

あまりグワーっとこなかったですね。


映画を見終わったあとに、何かに似てる

この感じは何だった???とずーーっと

考えていたのですが、わかりました!

「アルマゲドン」です!(笑

あのブルース・ウィリス主演の映画。超有名作ですね

すごく大きな解釈で言うと、あんな感じです。



nihon

地球を、日本を、愛する人を、守るために。

自分の命をなげうって、行動する主人公。ってな感じです


出演者も豪華なんだか?地味なんだか??よくわかんないメンバーで。

個性的な俳優さんを使ってる割に、その長所をいかしてないです。


邦画自体は大好きで、最近邦画贔屓なのですが、こういう系の大作には

興味がわきません。

見てないけど「海猿」のほうがよさそう(笑


私的には、期待はずれ、というか思ったとおり。でしたね

今流行の?海外ドラマにいよいよ手をつけてしまった

これは癖になりますね

ちょっと旅行にいっていたので、お休みしていましたが、また復活です!


一日に少しずつ見てます。

今日は、三話目かな?


どんどん面白くなってきてますねぇー。

最初は、無人島にたどり着いた人々が、その島にいる得体の知れない怪物に

殺されていくサバイバルゲームみたいなものだと思っていました


が、違う。

三話は生き伸びている人々の人間模様。こっちが重点的です

たまたま同じ飛行に乗り合わせた人たち

遭難する前に何をしていたか、どんな人なのか?何が目的でその飛行機に乗ったのか?

何もわからずに身を寄せ合って、生き延びるために共に考え、共に生きる


父と子

姉と弟

罪人と捜査官・・・

妊婦

医者

ミュージシャン

それぞれの過去。


治療のほどこしようがなく(無人島では十分な薬も環境もない)苦しんで

死んでいくものをどうしてあげるのが幸せか・・

色々考えさせられることもあります



登場人物の過去が少しずつ明らかになっていくのとともに、謎(島の怪物?島の場所、なぜ救助がこない

それぞれの思惑)は深まるばかり。

まだまだこれから。


海外ドラマ「ロスト」

面白いです!







金原 ひとみ
オートフィクション

金原ひとみさんは、当たりはずれがあるような

自分の中では蛇にピアス以外は、あまりよくなかったのでこれはどうかなぁーと

思っていたのですが。

想像以上に良かったです。


この主人公のリンの気持ちがよくわかります。

愛して欲しくて、必要として欲しくて、それでキレちゃう、可愛くなくなっちゃう

イタイ女になって、怖がられて面倒がられる。

すごいわかる

そして勿論これは、作者のこと。なんだろうなぁ~

フィクションではあるけれど、これはその経験がないとわからない

想像でかけるものではない

女性ならみんなわかるというものではないと思う。

私はすごくこのタイプであるけれど、友達の間でもこのタイプは多いようで

少ない。


結婚し、幸せ絶好調の主人公が、離婚を切り出すところからはじまって

徐々に若返っていく。

いつも切実に自分を愛してくれる人を欲していて、やっぱり歳を重ねるにつれ

我慢を覚えたり、ずるがしこくなったりするんだけど。

こうなる以前の彼女、こんな風に思ったり考えたり行動してしまう経緯が

一つの恋愛を通してかいてある。

勿論根っこのとこは変わってなくて。

うそがどうしても許せなかったり。

どこかで急にあんなに固執していた、愛していた相手を手放す瞬間が、わかりすぎて、良かった


これはいいです。

次がすごい楽しみです

平 安寿子, 春口 裕子, 三浦 しをん, 内藤 みか, 宇佐美 游
結婚貧乏

結婚貧乏というタイトル、そしてこの装丁もいいですね。

今をときめく、三浦しをんさんも書いています。


結婚貧乏。

結婚して何かが足りない、何かをなくした

幸せになるという固定観念のもとに結婚したけど、無事に結婚した後の自分は・・・


私も結婚一年目。

同じ気持ちに。共感できるものが多すぎる!(笑

しをんさんの作品だけが、なんていうんだろう?穏やかで優しくて、ちょっと趣がちがう

感じでした。

その分、とてもよく感じた。

「森をあるく」

お金がないこと、世間一般の幸せ、見栄、ステータス。

そういうものを求めて、あがく主人公たちもいる。

それが現実なんだけど(苦笑)

しをんさんが書くような、こういう男女の寄り添いかたが理想だなぁ~。

とても素敵でした。


宇佐美遊さんの「玉の輿貧乏」も良かったかな。

ダークな感じ、と女の性。

この短編集の中では異色でイイ感じ。新しい作家さんを発掘できていいですね。


結婚後・結婚前の女性の心理を上手に書いてあるものばかりで

楽しく読めました。


久坂部 羊
無痛

人気本なのですね。

なんかエグそうでいいなぁ~と読み始めました(笑)


なかなか面白い

久々に怖いって言うか、気持ち悪いなぁ~と思えました。

結構厚みはあるけど、途中飽きることもなく読み続けられました


39条にしても、サトミにしても、イバラにしても、なーんか中途半端

訴えかけたことの答えはでてないし。うやむうやに終わってる気がします

まぁ答えがでない問題ではあるのだろうけど。。


それに最後の、続編も期待させるような終わり方は、何気に「古いやりかたぁ~」と

笑ってしまいました。


が、視診でかなりのことを言い当て、そして病気が治るのか?治らないのか?

わかってしまう才能をもった医師二人

現在の医療への不満。自分の才能への挑戦。

そして、犯罪を犯すものと犯さない者は、あらかじめ決まっていて病気のようなものなのか?

興味深く、考えさせられる説もでてきて、うーーーむ。とうなりましたね


ただ、最終的に冒頭の一家惨殺の動機が、ある意味ありきたりなものなのは

残念でした。

どうつながっていくのか?楽しみにしながら読んでいたので・・。


天才医師、痛みを感じない男、ストーカーの元夫、と興味をもたせる登場人物も

多く。楽しめる作品だと思います!