ご訪問ありがとうございます。
こちらは愛知県一宮市にある自立学習塾の塾長が普段の指導や時事ネタなどから思いついたことを書いてるブログです。(割とよく読まれている記事は↓参照)
他の塾の先生のブログのように要点を押さえて簡潔にまとめるというよりは、あまり役に立たないことをとりとめもなくダラダラ書いていることが多いので、あらかじめご了承ください。
上っ面な綺麗事だけを書くのはあまり好きではないため、なるべく現場のリアルから感じていることを綴っていければと思います。
うちの塾では毎年6月に保護者面談を実施しています。
授業後に毎回学習内容などはメールで送信していますが、受験生は志望校もそろそろ目星をつけたいし、他の学年もより具体的な現状把握や夏休み期間を含め、今後の進め方のすり合わせをしておきたいので。
あと算数指導がメインになっている小5、小6のお子さんをお持ちの保護者の方には「英語の学習を早めに開始しませんか」とおすすめするようにしています。
こちらのブログで何度か書いているように3年前の教科書改訂から中1の英語の難易度がぐっと上がってますからね。
なにせ中1の教科書のユニット1からbe動詞だけでなく、一般動詞や助動詞のcanが出てきます。
一学期の期末テストの範囲には疑問詞も登場。
小学校の英語教育でbe動詞と一般動詞の文法を体系的に指導して定着させてくれているならまだしも、そちらは相も変わらず会話中心でちょろっと単語を覚えさせるだけ。
まぁ、これは仕方ない部分はあると思うんですよ。
語学ってちゃんとやらせようと思えば、普段からある程度問題演習の時間とらないといけないけど、日本の小学校ってそうまでさせるスタンスじゃないので。
結果的に英語ネイティブでもない日本人の中学1年生が文法事項を定着させないままフレーズだけ覚えさせられて、ごちゃまぜの知識を整理できないまま授業が進められているというのが現状。
本来なら英語って勤勉さが成績に反映されやすい教科のはずなのに、近頃は塾で新規のお問合せで直近の定期テストの答案用紙を持参してもらったときに、他の科目は70点前後とれてるのに、英語だけ40点台、50点台なんて子もしばしば見かけます。
ある程度真面目に取り組んでる子がそうなってしまうのは本人のせいではなく、小中の英語教育が断絶していることによるカリキュラムの問題でしょう。
後れたときに一番取り戻すのが大変な教科でもあるのに。
ただ、こんなことをこの場で愚痴ってもどうにもならないので、せめてもの対策として「学校以外で早めに英語文法の学習を進める」ってことを提案せざるをえないんですよねぇ。
まぁ、ある意味塾にとってはビジネスチャンスでもあるんですけどね。(∀`*ゞ)テヘッ
それでも定着が大切な教科だけに、ビハインドを取り返すのは時間も労力もかかります。
あくまで個人的な感覚だけど、今の中1英語の難易度的に英語文法を体系的に学んでいくには小6夏から始めれば大体ついていけるようにはなり、小5スタートなら少しのんびり目にやっても中学に上がった時点でアドバンテージを作れるかなというイメージ。
小5、小6のお子さんをお持ちのご家庭は小学校の英語の授業はあまりアテにせずに、英文法の体系的な学習を少しずつ始めていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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