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ジュート・ワークス

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近ごろ固形の石けんが好きでよく使うので、石けん入れとしてpeople treeの↑を買ってみた。1つ200円。バングラデシュの、女の子かお姉さんかおばさんかおばあさんが作った物。今まで石けんはソープディッシュに入れていたけれど、使いかけでお風呂の釜(バスタブと呼べない。)の下に流してしまうことが多々あり、しょっちゅうやり場のない無念な気持ちになっていたので、吊るしたならばこのような事態を少しは避けられるのでは?と思い購入。いざ、石けんを入れてみたら・・・思いのほか、なんか、かわいい。網の中にいる石けん、なんかかわいいぞ!と思い、撮影



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バタバタと過ごしてたらあれよあれよという間に桜が咲き、咲いたそばから散ってゆくのを見ていると、何事も移ろってゆきとどまるものなどないのです、という真理を、ふとした瞬間にすごくリアルに感じて少し恐くなる(子どもの頃に、ハッ!人って死ぬのか!と気づいたときのような心持ち。)
そんな頃友達に会ったら、タイミングよくその日の会話のトピックが「人の気持ちなんて(自分も含めて)分からない。今日こう思っていても明日も同じように思うかなんて分からない。」というもので、しかもそんな話をした翌日、思いがけずそのことを身をもって実感する出来事が。ほんとに自分の気持ちですら移ろいやすくてよく分からないなあと思っていたら、愛読するチサイさんの日記に「方丈記」の一文。


行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しく止とゞまる事なし。
世の中にある人とすみかと、またかくの如し。


そしてこう続く。

あああああ・・・。
声には出さなかったけれど、大きく息を吐く。
いままでリアリティを感じたことなんてなかったこの文章が、
なぜか突然理解できる。
その通りだなあ、と深く頷く。


あああああ・・・・と、わたしは声を出し、寸分違わず同じことを思った。

数年前からサーフィンやサーフィン的な物事に関心があるのも(あるのです。)、けっきょくここに繋がるのだと思う。
サーフィンに取り憑かれた人は波乗りをしてるうちに、意識的にしろ無意識にしろ、このことを頭だけでなく体で理解するようになる気がする。

現代だからか日本だからか東京だからかそのどれもだからか分からないけど、
ふつうにしてると流れ流れて日々が終わってしまうので、
同じ”久しく止とゞまる事なし”ならば、せめて・・・と思った。

ので、今年は梅酒をつけよう。
あえて噛みしめないとね。





「愛のむき出し」/ monsters of folk


「愛のむき出し」を見るために日曜日にしては早起きをして早稲田松竹へ。
10:20からこの映画(4時間)ってゆうのは、さながら起き抜けにモツ煮でも食べたかのように、朝からガッツリ食べちゃっておなかいっぱい!というかんじだったけれど、見終わっても消化不良を起こすことはなかった。やたらとエネルギッシュな映画の雰囲気に飲み込まれたまま「おもしろい~!」って思ってるうちに前半は終わり、後半はたしかに退屈もしたけど、でも良かった。前半が面白すぎた。ヨーコがセーラー服を着て、パンチラさせながらチンピラたちとケンカするところなんか楽しくてそうゆう意味でなく興奮したし、(めちゃくちゃ)かわいい女子が元気だってゆうのはそれだけでなんか見てて楽しい。ヨーコがサソリとキスしたときのことを妄想入り気味で脳内再生してるシーンも良かった。個人的には、ラストはこのシーンつながりでこんどはサソリとしてじゃなくて・・・ってかんじで終わってくれれば良かったのになーと思う。この映画の前半がツボだということは、鈴木則文の映画を自分は好きなんじゃないのかと思う。こんど見てみよっと。









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ひさしぶりにSMALL MUSICに。まっさきに目に入ったのが、M・ウォードのコーナーにあった「MONSTERS OF FOLK」! 聞くのが楽しみすぎたのと、紹介文のところに”心してご堪能あれ!”とあったので、とりあえず一回トクマルシューゴのBUTTONを聞いてみたりして気持ちを落ち着かせ、おもむろに再生。いやあ、もう、良い。良い。最高。“magic maker"のメロディは優しすぎるし”the right place"は今の気分にぴったりだ。“sandman,the brakeman and me”に至っては、聞いているときほんとに幸せな気分になる。






「the right place」