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Alisonで妄想



電気消してろうそく点けてぼーっとしたりゴロゴロしたりする、てゆうのがさいきんの夜の1人遊びの定番ですが、そんな無駄にムーディーな雰囲気にばっちり合う音楽ってことでここんとこ聴いてるのが、エルビス・コステロの「Alison」。

ほとんどない英語力と豊富な妄想力で、この曲のストーリーを勝手に↓みたいに作り上げてたんだけど…


僕とアリソンは何でも分かり合える親友みたいなものだった。
アリソンは一見社交的でみんなとうまくやっていけるタイプに見えるけど、ほんとは脆い内面を持ってる女の子で、でもそのことは僕しか知らない。僕がずっとアリソンのことを好きだってことも、アリソンは気付いてない。言い出せないまま月日は流れ、アリソンには恋人ができ、僕とは次第に疎遠になっていった。ある日、彼女が結婚するということを人づてに聞いた僕は、花嫁姿の彼女を見るためにこっそり式場に行ってみた。中には入らず、ガーデンパーティーの会場を取り囲む植木の隙間から、みんなに祝福されて微笑むアリソンの姿が見えた。だけどほんの一瞬、彼女の笑顔が曇る瞬間がある。みんなはそれに気付いてないみたいだ。彼女の夫さえも。だけど僕は、彼女がまだ自分のまわりの世界と格闘してるんだってことを知っている。(i know this world is killing you)やっぱり僕はまだアリソンが好きだ。(my aim is true)


・・・これくらいのストーリーが頭の中で繰り広げられていたのです。

ほんとのところどうなんだろ?と調べてみたらやっぱり全然違ってて、
分かれた彼女のことを未練たっぷりに歌ってる歌みたい。

i know this world is killing you も、

君はつまらない女になったね みたいな意味だそうで。
英語を聞き取るってこと以前に突っ走りすぎてる脳内妄想。
無駄に豊富な妄想力。
子供の頃にりぼんやマーガレットを読みすぎたせいか、学園ものを観すぎたせいだなー、たぶん。
それにしてもいちおう外大出なのに(しかも英米語学科)、この英語力は・・・?
文字通り、入って、出た、それだけだったことがよーく分かる。
この前、友達のDSで“もっと英語漬け”をやってみたらE判定とかだったしな。


*エルビス・コステロが、グラストンベリーでAlison歌ってるとこ
http://www.youtube.com/watch?v=vvTtWrBS4ok


今日ぴあを見てたら(ピーズの特集)、グラストンベリーのドキュメンタリーがQ-AXシネマでやるみたいで観たい。http://www.q-ax.com/index.cfm?action=works

あとホリー・コールがカヴァーしたバージョンのAlisonも泣けるんです。

greenroom festival




きのうgreenroom festivalってイベントに行ってきた。
http://www.greenroom.jp/
週間予報では土曜は雨だといっていたからチケットを取ってなかったんだけど、
金曜の予報どおり起きたら快晴だったので、慌てて友達に電話。

サーフ系のイベントなのでガツガツしたとこがなくのんびりしてて、お客もみんな平和な顔。

こんがり日焼けした肌にすらりと伸びた手足のサーフガールたちがとてもきれいで、「やっぱサーフィンしてみる?せめてボディボードでも」という話に。
場所取りのためにあくせくすることもなく、お酒を飲みながらにこにこライブ観賞。

かっこ良かったのが、
■妙に日本語でのMCが上手い外人ヴォーカル(ただの日本のおやじ的雰囲気を出せていたのが逆にすごい)がいるOVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND
■勝手に男女二人組のデュオだと思い込んでいたら全然違って、スティールパンでこの日一番みんなを踊らせと思うLITTLE TEMPO
■夜、ガラス張りのむこうに横浜の海と夜景を見ながら座ってみたライブが素晴らしかったNATURAL CALAMITY
■パワフルな歌声とボンゴのリズムでジャンプさせられたりボブ・マーリーでうっとりさせられたりで、友達から聞いてた通り女性ヴォーカルがかっこ良かったBLUE KING BROWN

これから公開されるサーフムービー『SIPPING JETSTREAMS』を15分に編修したものがスクリーンに映し出されるのを見ていて、波に乗るってゆうのは空を飛んでるようなかんじなんだろうなーと思った。

夕日や朝日に染まるチューブの中を飛ぶように滑っているときはたぶん究極の瞬間で、神様とかよりも大きいものに人が一番近づいてる瞬間なんじゃないかと思う。海と遊べるってすごいよな。

展示のとこにジャック・マイヨールの写真があって、ジャックが
「Let the water carry you into the flow of life ・・・into happiness」って言っていた。
その写真が一番良かった。
で、やっぱりイルカとクジラのことは調べようと思った。

ライブの合間に大さん橋の上の芝生で海や空を見ながら酔っ払いつつゴロゴロするのも楽しく、平和な土曜日でした。

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