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学びながら呑みログ

酒場で学び、酒を楽しむ。
呑んでいる酒を楽しく学ぶブログ

酒以外の呑みネタ 2014年2月4日 睡眠指針を厚労省がみなおし?


現在の指針の「自分に合った睡眠時間があり、8時間にこだわらない」をみなおす。曖昧な表現を反省、科学的根拠で睡眠の目安を示す。

うむ、厚労省もがんばっている…のか。

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2118669.html

学びながら呑みログ 第四のビールを呑んだ件(前編)

第四のビールは「リキュール(発泡性)(1)」と表記。麦芽使用比率50%未満の発泡酒に、大麦や小麦などの蒸留酒(スピリッツ)を混ぜたビールっぽいもの。ようするに「ホッピー」。

前編はサントリーの「金麦」「グランドライ」、サッポロの「麦とホップ」「北海道プレミアム」の4本を呑み比べた。

金麦 

金麦・サントリー酒類
原料:発泡酒(麦芽・ホップ・糖類)・スピリッツ(小麦)
アルコール:5%・分類:リキュール

2007年発売。以後4年連続販売数を更新。

「プレモル」は好き嫌いがはっきりする。その「プレモル」っぽいところもあるが、旨い。なぜだろうか、ビールより「麦感」が強いかんじ。

グランドライ

グランドライ・サントリー酒類
原料:発泡酒(麦芽・ホップ・糖類)・スピリッツ(小麦)
アルコール:5%・分類:リキュール

2013年発売。「マグナムドライ」の後継商品。

炭酸を強くして「ドライ」を出したそうで。「金麦」の呑みごたえを選ぶか、「グランドライ」の呑みやすさを選ぶか。ただ、コップに注ぐとビアテイストのチューハイに感じる。

麦とホップ

麦とホップ・サッポロビール
原料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦)・スピリッツ(大麦)
アルコール:5%・分類:リキュール

2008年発売。「長期熟成製法」「協働契約栽培100%」「長期熟成製法とは、原材料の発泡酒の製造で採用している製法です。当社発泡酒に比べ、熟成期間の基準を3割長くしています。」と謳うように、ビールの、かつてのトップメーカーのこだわりで作った。だが、市場ではいまいち。

「ドラフトワン」がビールに近づけないで、第三の香りと味わいを求めた。「麦とホップ」はビールに近づこうとした。ただ、ビールより香り、苦みがちょっときつい。ふだんビールを呑んでいるか、いないかの評価か。

北海道

北海道プレミアム・サッポロビール
原料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦・糖類)・スピリッツ(大麦)
アルコール:5%・分類:リキュール

2012年定番商品として発売。「北の大地で育んだ爽やかなうまみ」「北海道産大麦麦芽使用」「希少な富良野産ホップ一部使用」と「北海道」を押してる。

「北海道」「プレミアム」というネーミングにサッポロのこだわりを感じるが、香りも味わいも、ちょっとものたりない。

第四のビールは、いまのところは「金麦」「麦のホップ」のどちらか。

「新ジャンルのビール?を呑む。」のいままでの経緯
1)発泡酒を学んだ件
http://ameblo.jp/nomilog2/entry-11754897790.html
2)新ジャンルを学んだ件
http://ameblo.jp/nomilog2/entry-11756101167.html
3)第三のビールを呑んだ件
http://ameblo.jp/nomilog2/entry-11756252092.html

では、後編も第四のビールを呑み比べよう。でわでわ。
カンダハイボール

呑みログ カンダハイボールの件

「下町ハイ」「元祖ハイ」で有名な梅のシロップ。その梅のシロップで有名な「天羽の梅」。次に有名な「カンダハイボール」。正しくは「カンダハイ ボール原液」。1952年創業の神田食品研究所の出している割材だ。割材ブランドが「ハイ」で、その「ボール原液」ということ。

業務用飲料で有名な神田食品研究所。元は食品のコンサルタントで、依頼で作った濃縮果汁が割材で使われていることを知って、みずからも割材を作って、ハイボールのブームに乗って「ハイ ボール原液」を作った。清涼飲料を作っていた他の割材メーカーと経緯がちょっと違う。

ウイスキーが高かった昔。もしくは安い甲類焼酎が旨くなかった昔。「天羽の梅」「カンダハイボール」「ホイス」が、東京のそれぞれの街で生まれた。

甲類焼酎は、旨くなかった。なぜか。

戦中に、航空燃料として作られたエチルアルコール。植民地の台湾よりサトウキビの廃糖蜜を大量輸入、大量製造したが、使われないまま終戦。戦後、大量に余って、安価な酒として売られた。なかには「バクダン」と呼ばれる、さらに安価な酒もあった。また、原料不足から、日本酒、ビール、ウイスキーに足された。

もしかしたら、日本の酒が変わったのは、このエチルアルコールのせいかもしれない。アルコール添加の味に慣らされたかもしれない。「コク」とか、「キレ」とかいう日本の味はアルコールを加えて、味を整えるのが始まり。

一方で。航空燃料として作られたエチルアルコールは呑むための酒ではないので、臭くて旨くない。旨く呑むために梅のシロップ(梅は入ってないが)、ブドウ糖やクエン酸シロップができた。焼野原となった東京に、ひとつの酒文化を生んだ。

甲類焼酎は、旨くなった。なのに。

ウイスキーが安くなった今。本物のハイボールも呑めるのに、「下町ハイ」とか、「元祖ハイ」とかいう名の酒を呑んでいる。エチルアルコールと同じ製法で作られる甲類焼酎。旨くなった。無味無臭になった。その酒に、色々と混ざったシロップで味をつけて呑んでいる。懐かしい味、懐かしい酒と言いながら。

話を戻して。

サントリー、ニッカウヰスキーと違った、もうひとつのジャパニーズウイスキー。ウイスキーに憧れてできたジャパニーズウイスキー。

今晩は、焼酎ハイボールで一杯。でわ。


カンダハイ ボール原液
原料:麦芽糖・香料・酸味料・乳化剤・保存料(安息香酸Na・ブチルパラベン)・着色料(黄4・黄5)

ホイスについて前に書いた話
http://ameblo.jp/nomilog2/entry-11747462333.html

天羽の梅について前に書いた話
ハバネロTV 地元で愛されるチェーン酒場!
http://ameblo.jp/nomilog2/entry-11761295495.html

注記 バクダン:
戦中、サツマイモ、その後はサトウキビの廃蜜糖を原料にした航空燃料のエチルアルコールを作った。焼酎と同じ蒸留製法で作ったので呑める。だが、大事な燃料なため、呑まないようにメチルアルコールを混ぜた。さらにまちがわないようにピンクに着色。戦後、この燃料が流れて、脱色、気化、メチルアルコールを除いて作った焼酎。まあ、そこまでして呑みたいわけ。ここまでいいが、うまく除けなかったり、めんどいから除かなかったりしたバクダンを呑むと、失明。
呑みネタ 2014年2月4日 「プレモル」がエールビールに!
キリンの「一番搾りプレミアム」、アサヒの「ドライプレミアム」が攻め入るプレミアムの市場。その2社を迎え立つように、サントリーが発表。

「香るプレミアム」は、350缶で260円。「消費増税があっても景況感は上向いており、価値があるものを選ぶ『選択消費』は加速するだろう。付加価値の高い商品を提供したい」と冷静に構える。プレミアムの市場の6割を占める「プレモル」。冷静というより余裕のコメントだ。

サッポロも「エビス」の新商品を用意。中元商戦に備える。

サントリーのHPを見たら、「モルツ」がまだある。「プレモル」より好き。でわ。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASGF0305P_T00C14A2000000/

http://www.suntory.co.jp/news/2014/11965.html
酒以外の呑みネタ 2014年2月3日 芸能人が成田山で豆をまく理由?

1968年に、成田山大本堂の完成記念で、NHKの協力で始まったとのこと。節分で集まる参拝客に、NHK大河ドラマの宣伝が目的。新勝寺がピックアップ、NHKの調整で都合の合う芸能人が来る。宗教界と芸能界のバーター。

http://getnews.jp/archives/506811

きど藤2

YouTubeで配信中の酒好きに贈る酒呑みビデオブログ
「ハバネロTV」酒呑み歩き・高円寺編のまとめ

火曜定休の「一徳」「バクダン」「高円寺麦酒工房」は行ってません。

酒場紹介というより、ただ呑んでるだけ。参考になるか、ならないかはわかりません。あと、酒場で呑んだ酒の話を書きました。もし、もし、楽しかった酒場、酒の話がありましたら、そのときは「いいね!」「ツイート」をいただけると嬉しいです。

あと、「馬力ハイ」を「ガラナハイ」と言ってますが、真相はわかりません。「天羽の梅」などのシロップと思います。

でーわー。

吉野家経営のピザ「ピッツァナポレターノカフェ」
ワンコインピザの話
http://ameblo.jp/nomilog2/entry-11744884117.html

アメリカ料理の酒場「エルパト」
地ビールの話
http://ameblo.jp/nomilog2/entry-11746331912.html

立ち呑み屋「きど藤」前編
ホイスの話
http://ameblo.jp/nomilog2/entry-11747462333.html

立ち呑み屋「きど藤」後編
バイスの話
http://ameblo.jp/nomilog2/entry-11750224135.html

大衆酒場「馬力」前編
京都赤酒ばくだんの話
http://ameblo.jp/nomilog2/entry-11751169429.html

大衆酒場「馬力」後編
ガラナハイの話
http://ameblo.jp/nomilog2/entry-11752538563.html

大衆酒場「極楽屋」
http://ameblo.jp/nomilog2/entry-11754470217.html

大衆酒場「バクダン」<定休
高円寺酒場の話
http://ameblo.jp/nomilog2/entry-11756209444.html

九州料理の酒場「マルキュウ」
http://ameblo.jp/nomilog2/entry-11757902986.html

餃子無料の酒場「たちばな」
http://ameblo.jp/nomilog2/entry-11759560960.html

大衆酒場「四文屋」
下町ハイ・元祖ハイの話
http://ameblo.jp/nomilog2/entry-11761295495.html
呑みネタ 2014年2月2日 ビールは9年連続で過去最低?


2014年で、唯一の成長がみこまれるプレミアムビールの市場。サントリーの「プレモル」とサッポロの「エビス」ががっちり固めた市場に、「一番搾りプレミアム」でキリンが、「ドライプレミアム」でアサヒが参入。ほんとうにビールメーカーはわかりやすい。

「エビス」も「プレモル」もファンががっちりついている。そう考えると「一番搾り」「スーパードライ」のファンに「ちょっと贅沢」の提案か。

特にキリンは、2013年12月に第四のビール「澄みきり」を、2014年1月に第三のビール「のどごし生」をリニューアル。まずは新ジャンルのトップを固めて、すべて宣伝予算を「一番搾り」にかけるつもりか。

消費税増で、「淡麗」から、どの新ジャンルへ変えるか悩んでいる。そんなじぶんは関係ない。でわでわ。

http://www.j-cast.com/2014/02/01195660.html

アサヒのニュースリリース(おもしろかったので)
http://www.asahibeer.co.jp/news/2014/0108.html
呑みネタ 2014年2月2日 「明治の味」幻のワインが復刻?


1880年に政府が開園。その後に民間に払い下げて、やがて消滅。

2003年に、数人の有志で、その葡萄園の跡地でブドウの栽培を始めた。2009年に500リットルのワインを醸造。だが、栽培は思うようにいかず、ようやく2013年に4年ぶりに500リットルのワインができた。

http://www.kobe-np.co.jp/news/touban/201402/0006676748.shtml

呑みネタ【酒以外】 2014年2月2日 認められる女性は睡眠時間を削る!

認められる女性は、人生で2万時間の睡眠時間を削る。女性は男性と比べて、身支度に時間がかかります。また、深夜の帰宅でもメイクを落とすなどの寝る準備をしなくてはなりません。認めてもらうには、たとえ睡眠時間を削ってでも確保しなくてはならない時間なのです。

たしかに。男女平等というが、男性社会、男性尺度で作られてきた社会を作り改めることは難しい。その社会で、尺度を合わせるために、どう「やりやすさ=尺度調整」を足していけるか。


ちょっと考えてみよう。

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1401/31/news008.html