さて、地元の神社巡りシリーズ第三弾は、
神社というよりお墓。

ソレは沖縄本島から海中道路で繋がっており、車でも行ける離島にある。



神の島 浜比嘉島。


朝は雨模様だったが、午後はこの通りの青空。



見えてきた。




今回の目的地アマミチューの墓。



駐車場から歩いて渡れる伝説の小島。
『アマンジ』と呼ばれている。

「天の地」のような意味であろうか。

いずれにせよ「聖地」である。


意外と観光客の方々もちらほら。

入り口には売店がある。
ぜんざいが美味しいとの噂。



海の向こうに本島が見える。




もう10月だというのに、日差しの強いこと。



途中には、文字が読めない石碑。



そのまま道なりに進みます。




説明書き。


この階段を登ると、


『アマミチューの墓』の登場である。
鎮座地 沖縄県中頭郡勝連町(浜比嘉島)

女神アマミチューと、その配偶神シルミチューが祀られている。


琉球開闢神話の女神アマミチュー。
一般的には『アマミキヨ』として知られる。
「ミチュー」は「ミキヨ」を琉球方言変換した神名であろう。

琉球の神の島と言えば久高島だが、この島もアマミキヨが降臨した地だとされている。

『アマミク』とも呼ぶ。
琉球方言では「コ」は「ク」になることを加味すると、『天巫女(アマミコ)』とも読み取れる。

浜比嘉島の伝承では、海の彼方の神の島『ニライカナイ』から、
『アマミキヨ(アマミチュー)』
『シネリキヨ(シルミチュー)』
の男女二神が降臨した場所が、この浜比嘉島。

古事記のイザナミとイザナギに当たるとも言われている。



これがアマミチューの墓である。
 

現在の沖縄のお墓と言えば「亀甲墓」だが、それは16世紀頃からのこと。

それ以前は、このように洞窟の窪みにお墓が造られていたのだそうな。









しかし、今日の太陽は大きい。






さてさて、アマミチューとシルミチューは、この島で暮らし始め、子を授かったという。

暮らしていた場所は、ここから1.5kmほど離れた鍾乳洞。

と、いうワケで、次回はそこに向かいます。


つづく。

ではまた❗

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