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ラクダと旅する日常

モロッコ、マラケシュからお届けするローカルな暮らし・子育て・仕事

毎日毎日本当にいい天気。
ラクダと旅する日常

長ーい夏休みに入って街には子供達が溢れています。

男の子はサッカー、女の子はヘンナで手にお絵描き、、、坊やをベビーカーに乗せ、そんな風景を通り過ぎアトリエで2階を作っているパパの所へ。


どんな具合でしょうか。
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イリ坊が落っこちないように、柵を作っていました。
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↓写真の手前側に取り付けます。

なんだか秘密基地でも作っているみたい。わくわく(°∀°)b
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早く階段ができないかな~

登ってみたいな。
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いつもの日常の風景。

引っ越してきてからますますアトリエのあるこの場所が好きになりました。

行きつけの八百屋も肉屋もパン屋も、ハンマムもあるし、イリ坊はたくさんの友達とガールフレンドがいるし、なんだか下町に住んでる感じです。

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赤ん坊を連れていると道が歩きやすい。

見て明らかに夫のいる女性にはナンパが趣味の(!)モロッコ男児もけして声をかけたりしないし、何かと気を使ってくれる。

それにしても、モロッコの人々は本当に赤ちゃんが大好き。

最近はベビーカーを押してアトリエ付近を歩いていると、知らないおじさんや少年が「イリヤース!」と笑いかけてくれる。

「今の人だれ?」と聞く私。社交上手な夫にサルの子ごとくくっついて歩き、すっかり私よりたくさん友達を作ったみたい。

いろんな人が売店でヨーグルトを買ってくれるし、売店で順番を待っていると、前にいた知らない男の子が坊やの手に自分が買った飴を握らせてくれたりする。

普段悪ガキと苦手にさえ思っている(-"-;)子供の優しさに感激してしまう。

お店のおじさん達も何かとお菓子やヨーグルトを坊にくれる。

赤ん坊を抱っこしているだけで、とにかく皆が優しい!

モロッコ社会の中では、子供の存在はこんなにいろんなものをもたらしてくれるのか、と思う毎日。


そういえば、飛行機に乗り込む際に各国を象徴しているかのような出来事があった。たまたまかもしれないけど、パリから成田へ向かう飛行機に搭乗の際、赤ん坊を抱えていても誰も先へ通してはくれなかったし、係員の誘導もなかった。

それが帰り、成田からパリへ向かう時にはアナウンスで呼び出され真っ先に搭乗させてくれる手厚い待遇。

同じ航空会社なのに国が違うとこうも違うのか、と思いパリでのトランジェット、またしても係員の誘導はなかったものの、先に並ぶモロッコの人達は赤ん坊を見るや、あなたはベベがいるんだから並ばなくていい、一番前に行きなさいとみんなが通してくれたのだ。


赤ちゃんといるとみんなからよく言われる言葉がある。

「ライハ リーリック」

健康や長寿を願う言葉。

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「ヤーロッピ アミン(アーメーン)」

と答える。


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坊やがよく動きまわるようになり、物も人も増えてだんだん身動きがとれなくなってきたアトリエ。

トイレもちゃんと作りたいし、今付いてる重いシャッターも扉に替えたい、、、前からこの店舗は2階を増設できると言われていたので思い切ってすべて一緒にリフォームすることに。

一応モロッコ建築のノウハウは知っている夫。すっかり仲良くなったマンションの管理人のおじさんに手伝ってもらい、壁に穴をあけ、鉄柱を通し、凹凸に加工した板をはめ込んでいきます。

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そーれーにーしても、、、

めちゃくちゃ!ラクダと旅する日常
作業始める前に物を外に出さなくていいの?と何度も言った私に「大丈夫だよ、邪魔にならないよ」と全部残したまま作業始めた彼、思いっきり砂塵にまみれてますけど、、、(T_T)



今日は金曜日。

アトリエの隣近所の店主のおじさん達にも何かと手伝ってもらっているので、皆に振る舞おうと朝から二人でクスクスを作りました。

私はいつも野菜を切る係。夫が味付け係。

一向にモロッコ料理が上達しません(-"-;
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クスクス作りは大仕事。

頑張った甲斐あり、最高に美味しい出来でした!
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