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1991年に登場した平和の新要件羽根物です。宇宙飛行士と飛行船が盤面に描かれていることから、NASAの無人惑星探索機「ボイジャー」をモチーフとしていると思われます。
賞球が8&15と変則なのは役物が辛いことが影響していると思われます。新要件ですのでラウンド継続は最高15Rまでで、後述しますが(寄りが殺されていない限り)毎ラウンド10カウント以上拾うので、完走すれば約2000個の出玉を得ることが出来ます。しかし、それは「絵に描いた餅」であり、多くの場合、ラウンド途中でパンクをしてしまうので完走できることは稀です。
当時打っていた時は、「通常時辛いし、出玉は多そうだけどパンクばっかりする」というのが正直な印象で、ちょっと打っただけで打たなくなりました。
ひげ紳士さんの動画で「奇跡の完走」の動画が上がっていますので、興味ある方はそちらをご覧下さい。
まず、盤面下部の左右落としorヘソに玉を入れて羽根を開閉させます。通常の羽根物同様、落としは1回開閉・ヘソは2回開閉ですが、大量獲得機らしく羽根開放時間は短いです。
役物内は上段ステージと下段ステージに分かれており、下段ステージ下の手前中央にVゾーンがあります。また、下段ステージ中央には回転体があり、常時時計回りに回転しています。
羽根に拾われてた玉は上段ステージに誘導されます。上段ステージは奥への勾配があり、その奥は左・中・右に仕切られています。
左or右に行った玉はそのまま下段ステージに落ち、手前への勾配により下段ステージ手前左右のハズレ穴に吸い込まれていきます。上段ステージの中央を通った玉だけが下段ステージの中央から出てきて、手前に転がってきます。そのまま真っ直ぐ来ればV入賞するのですが、それまでに回転体があり、玉の軌道が変化させてV入賞の邪魔をします。
また、寄りのゲージも寄りにくいように4本の釘が配置されています。
羽根が開ききってもこのような位置関係なので、4本釘の3本目の4本目の間を通った玉は拾ったり拾わなかったりします。この寄りの釘調整は釘師の腕の見せ所ではないかと勝手に思っています(^^;)
大当たり後は、上段ステージにある飛行船のような役物が降りてきます。これにより、中ルートが完全に殺され、拾われた玉は右コース・左コースのどちらかを通りハズレ穴に入ります。
「当たり穴に入らないじゃないか!」と思われる方、その通りです。これはカウント数を稼ぐためのもので、5カウント目から回転体の手前にストッパーが上がってきて回転体に玉を貯留するようになります。
また、宇宙船役物が下がると上段ステージと下段ステージの間に隠されていた「下向きの鏡」が顔を出して回転体&保留玉の様子を映すので視覚効果抜群です。
そして、「10カウント」or「18回の羽根開閉動作完了時」にストッパーが解除され、玉が一気にブチ撒けられ、少なくとも6個以上の玉がV入賞を目指します。玉がブチ撒かれる時は爽快なのですが・・・回転体(&回転体にある突起)のせいで玉が割れてV逸することがしばしば起こります(^^;)
なので、常に毎ラウンドドキドキハラハラさせられ、パンク食らうとムカつく台となっています。メーカーとしては「大量出玉なので、バランスとしてそれぐらい我慢してもらわないと困る」という事なのでしょうけど、客の立場からすると「パンクありき」という心証の悪い台だったのではないでしょうか。(後に出たのかも知れませんが)パンク頻発対策がされた(その分出玉が少ない)ボイジャー2号という兄弟機もありました。
<スペック>
新要件羽根物 最高継続15R 8&15
<動画コーナー>
完走を目指してみたけど・・・無理でした。(最後は手入れアシストで完走)
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