今回はチョット番外編で「ホテルver」をお送りします。
広島パシフィックホテル
【アクセス】
広島電鉄「女学院前」電停から徒歩1~2分。
広島市の名勝「縮景園」の入口から徒歩6分ほどかな。
(外観はキレイだよね・・・ホテル利用者として、こんなガワなら悪い気はしない。)
【フロントの印象など】
フロントの対応はとても丁寧で良かったと思う。
なお、外出時はカギを預けるというオールドスタイル。
カギは昔ながらの長い柄が付いたチェーンタイプだ。
ちなみに門限はないので、安心して深酒が出来る(笑)
(反対側からの様子。電停駅から近いのはいい。ただ、城南通りという大きな道路が目の前を通っているので交通騒音は多少覚悟しなくてはならないことかも。)
【お風呂/サウナ】
このホテルの最大の特徴でもあるサウナ。
なんと、お昼から利用することが出来るプランもある。
前乗りで広島に来て、お昼から楽しめるのなら、ビジネスでもプライベートでもサウナーの方なら案外穴場かもしれない。
大浴場もそこまで広くはないが、キレイで使いやすかった。
ただ、スペースは脱衣所を含め、ちょっと人数が限られる広さかも。
なお、大浴場とサウナは男性専用になっている。
女性の宿泊客は見なかったが、利用できないワケでもないと思う。
各部屋にはユニットバスもあるのでね。
なお、風呂とサウナ利用者には、ミネラルウォーターとスポーツドリンクが、飲める分だけ飲み放題なのはありがたいサービスだろう。
(テレビは据え付け型であって、ベッドに対して直角の場所にあった。小さすぎずのテレビサイズであり、オフタイマー完備のものだったのは嬉しかったこと。)
【内観/アメニティ】
大変きれいにしてはあるけれど正直、ところどころの老朽化が目立ち、古感は否めない。
たとえば、トイレ。
ウォシュレットはあるのだけど、まさかの手動タイプ。
人生で見たことなかったが、どうしても手動なので作動時に前かがみになるから、うまくポイントに狙いづらいし、すっきりしないんだよな。
あとスリッパは超クタクタだったから、持参したスリッパを使ったのは余談まで。
アメニティは部屋に一切なかったのも今時だけど、歯ブラシが残念だったな。
なんとこの時代には珍しい、歯磨き粉が付随していないもの(昔あった、すでにそれが付いているものであり、相当物足りないヤツ)だったので、やむなくトラベル用を買いにいったという。
なお、空調は冷暖房いずれかの中央方式3段階バージョンだった。
個人的には申し分ないが、中間季節だと自分には使いにくいのかも。
個人的には、冬でも冷房を使いたい人なので。
(スリッパはびっくりするほどのクタクタもの。加えてペッタペタで歩きにくかったので持参していたものを利用した。)
【総評】
<プラス面>
超魅力的なプランでもある12時チェックインという設定は大変すばらしいと思う。
サウナーだけでなく、観光客にとっても荷物をコインロッカーに預けることもなく動けることになるから、本当にありがたいサービスだ。
また、ドリンクサービスも見事。
自分のような万年水分不足野郎にとっては、本当にありがたい。
部屋の空調も旧式ながら、ガンガンに冷房も効いたので高評価としたい。
でも冬場はどうかな?
<マイナス面>
電停に近いといいながらJR駅からは乗り換えの必要がある距離にあるので、広島駅から近いとは言えない場所にある割に、結構いいお値段(土日の宿泊で素泊まり1万円超)するということ。
トイレや歯ブラシ問題を含め、かなり古風であって老朽感も否めないことだろう。
また、夏季以外の利用は、ちょっと未知数であることや女性は利用しにくいというところもマイナスポイントかもですな。
(自分はセミダブルだと太っていることもあって、転落のおそれを危惧する。なので旅先では、よほどケチらない限りダブルベッド以上のものを選択する。なのでこちらもダブルサイズの部屋を利用した。なお、寝間着は体格の問題から着ることが出来ないので、それも持参するのがマイルール。ちなみに自宅のベッドはセミダブルだww)
【あとがき】
ここを利用した決め手は3つ。
①広島城(護国神社)に歩いていける距離にあること
②予算は素泊まりで1万円以下であること
③歩いて中心部(八丁堀周辺)やライブハウスへ行ける距離にあること
以上の3点。
正直、すべてのチェックをクリアしていたのが、ここのホテルだけだったので完璧なセレクトであったのだけど、総合点的にはマイナス面が結構響いた気がしますな。
もう護国神社やライブハウスに来ることは無いと思うので、次に利用するかしないかは限定的になりそうかな。
でも場所は、自分のニーズにハマっていたホテルだったことは間違いない。